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あしあと

    こんな講座ありました(おしゃべり会 in 生涯学習センター ~生涯学習の未来を語ろう!~)

    • 更新日:2019年2月28日
    • ID:9348

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    おしゃべり会 in 生涯学習センター ~生涯学習の未来を語ろう!~<生涯学習センター:2018年12月8日(日)>

    2017年7月から毎月、奈良市のいずれかの公民館で開催している「おしゃべり会」。

    市民のみなさんと職員が一緒になって語り合う場として実施しています。

    今回は、「おしゃべり会 in 生涯学習センター ~生涯学習の未来を語ろう!~」の様子を紹介します。

    【講演会】 テーマ「生涯学習の未来を語ろう!」

    「生涯学習の未来を語ろう!」と題して、天理大学生涯教育専攻准教授の佐々木保孝さんにご講演いただきました。
    これまでの公民館が地域の中でどんな役割を果たしていたのか、現在までどのような変遷をたどってきたのか、また大正からの社会教育、戦後の教育基本法と社会教育法の制定からの公民館設置、1980年代の生涯学習、そして現在までの100年について、イメージ年表を用いて分かりやすくお話いただきました。

    日常の生活課題を公民館で話し合ったりしながら解決していた頃の公民館と、現在の公民館は、地域住民にとって捉えられ方が変わってきました。
    しかし現在も、生活課題や地域課題を解決するために職員はいるし、どんな人にもある生涯学習という時間を共有するのも職員、そのためには教え教えられるという関係性ではない、「共同学習」の機会をもつことが大事だとお話しされました。

    【おしゃべり会】

    約6人のグループを5つ作り、おしゃべり会を行いました(*^-^*)
    各班で自己紹介と講演会の感想をお話ししてもらった後、「これからどんな生涯学習をしていきたいですか?」というテーマでそれぞれご意見をいただきました。
    おしゃべりのテーマが少しそれて、「公民館はどんな場所であったらいいと思いますか?」になってしまいましたが・・・(^-^;
    各班で出た意見をミニホワイトボードにまとめて、佐々木先生より講評いただきました。

    全ての班を通じて出た意見は、公民館に来て人とつながって交流をしたい、そのつながりから文化をつくるのが「公民館」、気軽におしゃべりができる今回のようなおしゃべり会がしたいといった意見でした。

    その他にも、サロンコンサートのPRの拡大、交流サロンを活用したミニ講座の実施、カフェスペースを作ってほしいという、生涯学習センターの交流サロンを使った事業展開に関する意見もいただきました。

    佐々木先生の講評では、「交流」や「つながり」というワードがどの班にも出ていて、皆さんから直接この言葉を聞けたのには、少し驚きがあったとおっしゃっていました。
    自己啓発のために、主催事業や自主グループ活動に参加することがほとんどなのかなと感じていたが、意外に人との交流やつながりを求めて、公民館活動をされているんだということを、おしゃべり会を通して知ることができ、有り難かったともおっしゃっていました。

    最後に・・・

    生涯学習センターは2018年に開館20周年を迎えました。

    この貴重な年におしゃべり会を開催することができたことは、とても意義のあることだと感じています。

    今回参加してくださった方は、ほとんどが自主グループの皆さんでした。

    普段、公民館活動をする中で、自主グループ同士の交流機会もですが、私たち職員と利用者の方々との交流機会も少なかったと思います。

    おしゃべり会を実施することで、「社会教育」「公民館」「生涯学習」について、市民の皆さんと職員がお話しできたということに感謝しています。

    おしゃべり会で聞くことができた、「交流」で「つながり」「人が気軽に集まれる」という3つのワードは、生涯学習センターの運営を行う上でのヒントと糧となったと思っています。

    ありがとうございました。

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    生涯学習センター

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