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こんな講座ありました(わくわく!楽しい理科工作と実験)

[2018年10月6日]

ID:9114

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わくわく!楽しい理科工作と実験<平城東民館:2018年7月29日(日)>

「へえ~。理科っておもしろいなあ。」

そんな言葉を子どもたちの口から聞きたい。

子どもたちの好奇心をくすぐり、興味を引き出していきたい。

理科工作や科学実験を通して、科学の「おもしろさ」や「不思議さ」、「原理」を知らせたい。

理科好きの子どもたちが育ってほしい。


このように願っている私たちは、2018年も「わくわく!楽しい理科工作と実験」を企画しました。

今回も、指導を「平城ニュータウン楽しい理科実験研究会」にお願いしました。

この研究会は、平城ニュータウンを拠点として、奈良県内外の学校、放課後子ども教室、地域の祭りなど、さまざまな場面で理科学習の振興のために活躍しているボランティア団体です。

その内容の多彩さと指導力には定評があります。

科学と子どもたちが大好きな指導者のみなさん。
まずは、自己紹介。
「みなさん、一緒に楽しみましょうね♪」

1.色でわかる化学反応

アントシアニンと酸・アルカリの実験です。
「さあ、みなさん!これからする実験について説明しますよ。」と、実験道具を見せながらお話してくださる代表の馬場二夫さん。
子どもたちの目は講師の手元に釘付けです。

参加した子どもたちに実験道具が配られました。

ホワイトボードには、聞いたコトの無い言葉も並んでいますが・・・。
でも、そんなコトより子どもたちは実験の内容に興味津々です。

実験開始です。
今回は、赤ジソを煮だして作った「濃縮したアントシアニン溶液」を使用しました。
このアントシアニン溶液で紙に書いた文字に、クエン酸溶液(酸性)や重曹溶液(アルカリ性)を付けると色が変わります。
クエン酸では、より赤みが増します。
でも重曹なら、緑がかった色になります。

「あらっ、ホントに色が変わったわ!」
「おもしろ~い!」
実はこれは保護者の方の声。
指導者の計らいで、付き添いの保護者も一緒に実験に参加することになりました。
保護者も子どもたちと同様に実験をして、色の変化を楽しみました。

ヨウ素のデンプン反応の実験です。
デンプンが材料に含まれている紙は色が変わるということです。

先生
「みんな、これは何か知ってるかしら?」
子どもたち
「保健室にあるよ!」
先生
「そうです。傷の手当てに使います。ヨウ素液と言います。」
まずは、コピー用紙で試します。

この子はコピー用紙に、「コピー用紙」と書いています。

あ、こちらは歴史上の人物の名前が。
この子は、織田信長のことが好きなのかな?

こちらは、「Happy Summer」と「ヒマワリ」。
そして、ヒマワリの絵も描いています。
きっと、夏に良い思い出があったのでしょう。

「お兄ちゃん、私もやりたい。」
母と一緒に見学に来ていた妹が、お兄ちゃんの実験の様子をのぞき込んでいます。
この後、お兄ちゃんは妹にも実験をさせてあげてました。
優しいですね。

学習ノートに、てんぷらの敷紙、障子紙、半紙、ルーズリーフ、スケッチブック、コピー用紙、キッチンペーパー・・・さまざまな紙が並んでいます。
さて、ヨウ素デンプン反応が見られるのはどれでしょうか?

結果がでました!
ヨウ素反応が出たものは文字の色がしっかりと変わります。
学習ノートやルーズリーフの文字は、はっきりと色が変わりました。
つまり、この紙の材質にはデンプンが入っていることがわかります。
「実は、紙にはデンプンを混ぜているものと、そうではないものがあるんだよ」
でも、何故、デンプンが含まれているのでしょう?

「和紙と違って繊維の短い洋紙は、紙の強度を増すために、デンプンなどを接着剤として混ぜる必要がある」ということです。

2.「ポンポン船」工作

次のお楽しみは、ポンポン船を作って動かすこと。
そう言えば、小学生の時に作ったなぁ。
(ちなみに、私が小学生の時って50年くらい前なんですけどね)

ポンポン船の部品を配ってもらいます。
とてもワクワクしてきます。

組み立てる前に、船体に色を塗ります。
どんな船ができるのでしょうか?
見ている方も楽しみです。

船の組み立ては、ことのほか簡単だったようです。
みんな器用に組み立てちゃいました。
船のアルミ管部分にスポイトで水を入れます。
何故こんなコトをするのか、まだみんなわかりません。
「こんなことで、本当に船が動くの?」
半信半疑。
それも大事なんですね。
何故?それを解明するのが理科なのです。

先生に火をつけてもらいました。
「ろうそくの火なんかで船が動くの・・・?」

でも、動くんですねぇ、これが。
しかも、ポンポンと小さな音を立てるのです。
「不思議だなあ。どうしてだろう?」

「あら。ホント。動いているわ。」
子どもたちより保護者のほうがビックリしたのでは?

ロウソクの火でアルミ缶に入れた水が沸騰して、水蒸気となって内部の水が噴出します。
そのチカラで進むんですね。
さらに、水蒸気が無くなると水が逆流して、また内部に入ります。
すると、また水が沸騰して、また水が噴出します。
これを繰り返して船は進み続けるんですね。

今回の実験。

みんな納得してくれたかな?

実験することで何故?不思議?の理由と原理がわかります。

やっぱり理科はおもしろいですね。

子どもたちの声

  • いろいろな知らない理科の実験をやらせてもらい、ものすごくいい経験になったと思います。(6年生)
  • 色でわかる化学はんのうで、いろんな色が出たのがふしぎでした。(3年生)
  • 最後の工作がとても楽しかった。いろいろな紙にヨウ素液、チオ硫酸ナトリウムがとてもふしぎでおもしろかった。(6年生)
  • 先生が分かりやすくその理由を教えてくれたのでよかったです。(4年生)
  • 楽しかったです。教えてくれた先生、ありがとうございました。(4年生)
  • 工作の船が楽しかったです。また、参加したいです。(3年生・5年生・6年生)
  • むずかしかったけど、とても楽しかった。(3年生)
  • いろいろなことがわかって、楽しかった。(3年生・4年生)
  • わかりやすくて楽しかった。(3年生・4年生)
  • とても楽しくてわくわくしました。(3年生)

「公民館の分と研究会の分を書いてね。」

みんなは、考えてきちんと書いてくれました。

開催を終えて

本物がもつ力はすごい!

ほとんどの子どもにとって、初めての場所、初めての人たち。

冒頭には、緊張感が漂っていましたが、みんなはあっと言う間に不思議の世界に引き込まれていきました。


バーチャルの世界にも価値がありますが、子どもたちには、本物に触れながら、関わりながら育っていってもらいたい。

子どもたちがもつ感性をできるだけ伸ばしていくことは、やはり大人の役割や責任ではないでしょうか。

家庭・学校園・地域で、このことも大切にしていきたいものです。


主催講座「わくわく!楽しい理科工作と実験」は、今年も子どもたちの心に知的な「ざわめき」を送ることができたのではないか。

職員はちょっぴり、そんな自負ももっています。

でも、何よりも「平城ニュータウン楽しい理科実験研究会」のみなさんの情熱に勝るものはありません。

今回も本当にありがとうございました。

ちなみに、「平城ニュータウン楽しい理科実験研究会」では、子どもたちと一緒に理科実験を楽しんでもらえる会員を募集中です。

お問合せは、平城東公民館まで。


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