ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    こんな講座ありました(赤膚焼を作ろう!)

    • 更新日:2013年1月30日
    • ID:3721

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    赤膚焼を作ろう!<京西公民館:2012年10月26日(金)>

    この講座は、広く市民のみなさんに、奈良の伝統工芸が身近に息づいていることを知っていただくことを目的に開催しました。

    京西地域には、遠州七窯(えんしゅうなながま)の一つとして全国的に有名な「赤膚焼(あかはだやき)」の窯元があります。

    赤膚山窯元 古瀬堯三さんは、8代目に引き継がれたところで、先代からの教えを守り、地元の人に愛され親しまれる

    赤膚焼の窯元でありたいと、公民館の講座に協力して、やきもの体験の指導をしてくださっています。

    講座内容としては、現地集合し、窯元の作業場や登り窯などの施設見学と、手回しろくろを使ったやきもの体験をしました。

    短い時間ではありましたが、伝統工芸・赤膚焼の魅力や歴史について知る、充実したひとときとなりました。

    講座終了後は、窯元でじっくり乾燥させたのち、素焼、藁灰(わらばい、わらを燃やした灰の意)の釉薬をかけて本焼していただき、

    公民館で受講者のみなさんにお渡ししました。

    講座の様子

    赤膚焼の説明

    陶芸職人さんから赤膚焼の説明をききました。
    この部屋は、明治時代の建築技術であるトラス構造の梁が見られる部屋で、頭をぶつけそうな高さに太い梁がわたしてあります。
    今回、特別に入れていただきました。
    同じような構造が唐招提寺にもあるそうです。

    作陶風景

    おとなりや向かいの方と会話もしつつ、夢中で手回しろくろに向かいます。2時間があっという間にすぎていきます。

    講座終了後、年が明けて焼き上がりました

    作品

    できあがってきた作品です。
    当初、抹茶茶碗をめやすにしていましたが、できあがってみると、菓子鉢あり、花活けあり、うどん鉢あり・・・。
    ていねいに指導していただいたので、思い思いの作品が完成しました。それぞれに個性があっておもしろいですね。

    参加者の声

    ・すてきな器ができてうれしい。

    ・登り窯や作業場を見学できてよかった。

    ・初めて参加したが、京西公民館にこんな講座があったことを今まで知らなかった。

    ・すぐ近くに住んでいるが、用もなく入るのは気が引けて、今まで窯元の建物の中に入ったことがなかった。