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あしあと

    食育講座

    • 更新日:2011年9月28日
    • ID:713

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    食育講座 <西部公民館:平成19年6月29日(金)・7月6日(金) 全2回>

    食育講座の様子

    西部公民館では全2回の「食育講座」を開催しました。
    醤油の元祖「ひしお」復元を成し遂げた「なら食」研究会代表の横井啓子さんと、管理栄養士として食バランスの大切さを熟知する池上久實さんを招き、その経験から来る英知を披露していただきました。

    ひしお

     第1回目は「ひしお」の試食です。「思ったより美味しい!」「キュウリがほしい」とさまざまな声が飛び交います。皮をむいた黒大豆を蒸煮し、日にさらして黄麹菌(きこうじきん)を付けた後、塩水を加えて100日間熟生させると「ひしお」が完成します。
    「豊かな醤油文化をもつ奈良を再発見できればうれしい。平城遷都1300年にあたる2010年に向けて『ひしお』文化を復活させたい。」と横井さんは意欲的です。

    同じ量の野菜

     第2回目は健康の基準に役立つ「手ばかり栄養法」を知りました。
    「えっ!これだけ?」と50gのご飯の量に愕然となります。ふだんいかに食べ過ぎているかを嘆息する声でしょうか。
    今回紹介された「手ばかり栄養法」は、1日にこれだけ食べるという目安を示す有意義な手法です。和菓子なら人差し指と親指で作る輪を通る大きさ、洋菓子は片手の手のひらサイズなど、手のひらを使って必要な量を測り、日々の健康を管理する実践的な内容です。
    また写真のように、同じ量の野菜でもゆがくとこんなにかさが減ります。1日の目安量とあわせて、食べやすさの工夫も大切です。

     2回の講座を通じ参加者は、「『ひしお』の食べ方をもっと試したい」「『手ばかり栄養法』を知り合いのメタボ予備軍の方にもすすめたい」「郷土料理のレシピを研究したい」と、生活の中での活用に意欲と関心を示していました。