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あしあと

    こんな講座ありました(夏休み!こども体験デー☆陶芸編☆)

    • 更新日:2016年12月4日
    • ID:7155

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    夏休み!こども体験デー☆陶芸編☆<生涯学習センター:2016年7月29日(金)、8月9日(火)全2回>

    「夏休み!こども体験デー」は、生涯学習センターで活動している自主グループに講師をお願いし、小学生の皆さんに生涯学習・公民館を知ってもらうきっかけになるよう開催しました。

    「☆陶芸編☆」には、自主グループ「陶快土」の方にご協力いただき、小学3~6年生15人が参加してくれました。

    今回は、「湯呑づくり」を体験しました。

    第1回:7月29日(金) 成型

    タタラプレス機で土をのばしている様子




    まず、タタラプレス機で土をのばしていきます。

    簡単に見えて意外と難しかったようで、ハンドルを回している間に土が移動してしまったり、なかなかハンドルを回せなかったりする子もいました。

    湯呑の形に成形中


    丁寧に成型します。

    それぞれ持ってきた湯呑に新聞紙を巻き、タタラプレス機で伸ばした土を湯呑の大きさに合わせて切っていきます。
    側面部分と底面部分に分けて竹串で切り、側面と底面が剥がれないように丁寧に水をつけながら貼り付けていきました。

    成型で底面をかたどっている様子

    竹串で湯呑の底面を切っている様子。

    残った土で、お皿や小さな小鉢のようなものなどを作りました。

    先生の指導のもと成型中

    成型の注意事項を先生に聞いて、黙々と作業中~!!

    成型の際に土の中に空気が入ってしまうと、素焼きなどの際に作品に亀裂が入る可能性があるということで、湯呑の側面と底面に隙間がないかを先生と一緒にチェックしました。

    湯呑以外は何をつくろうかな?

    湯呑以外は何を作ろうかな??

    土を触るのが楽しい様子で、何度もいろんな形を作っては違う形にして・・・と繰り返している子もいました。
    「乾燥、素焼き、本焼きが終わると、少し小さくなる」と先生の話を聞いて作りましたが、どんな感じにでき上がるのかな?

    第2回:8月9日(火) 絵付け

    1回目と2回目の間に素焼きをしました!!

    2回目が始まった時、みんなは作った作品の色が変わっていることに少し驚いた様子でした。

    特に壊れていることもなく無事に焼き上がっていたので、職員もとりあえずひと安心・・・。


    2回目は、それぞれの作品に絵付けをして、釉薬塗りまで体験しました♪

    絵付け絵の具の説明

    「どんな絵の具で描くのかな?」

    絵付け絵の具は、いつも使う水彩絵の具や油絵絵の具などとは違い、混ぜると黒っぽくなってあまりきれいではないとのこと。
    限られた色で、それぞれいろんな絵を描きました。

    絵付けの始まり~

    「どんな絵を描こうかな~?」

    悩んでいる子、これを描く!と決めて黙々と絵を描く子・・・それぞれのペースで絵を描いていきました。
    日ごろ使う絵の具とは違うので、色を薄めすぎる子もいて、淡い絵になっていました。

    絵付け~!



    普段使う絵の具だと混ぜて新しい色が作れるのに、陶芸絵の具は混ぜられない!!
    どんな色に焼き上がるのかな~?

    講座終了後、再び職員で本焼きセット等を行いました。
    無事に焼き上がりました。

    講座終了後、参加者からは・・・

    • いろいろ作れて楽しかった(小学5年生・男児)
    • 楽しかったです。湯のみ以外のものもつくりたいと思いました。他の講座にも行ってみたいと思いました。(小学5年生・女児)
    • 前も1回やったことがあったけど、それよりもすごくうまくできたのでうれしかったです。(小学6年生・女児)
    • 陶芸は、はじめての体験だったので「大丈夫かな?」と思ったけど、先生たちの説明とかが分かりやすかったので、思っていたよりはできた!最後に焼いたらツルツルするやつをぬって、灰色なのが本当にとうめいになるのかなと思った。面白くて、楽しかった!!またやりたいです。(小学6年生・女児)
    • お皿や、コップに絵を書くのは初めてだったから、楽しかったです。(小学3年生・女児) 

    他の参加者からも「楽しかった」「またやりたい」等といった感想が多くみられました。


    なかには、「お皿やコップを作って少しだけあまったので、丸を作ったら、焼けないと言われたので少しショックでした。(小学4年生・女児)」という感想もありました。

    この子は球体を作ってくれたのですが、中に空気が入ってしまっている場合は焼いてしまうと壊れてしまう可能性もあり、せっかくきれいに作れたので、そのままにしてあげたくて焼けませんでした。

    日ごろ体験できないことができて楽しかったと同時に、陶芸の難しさも感じてくれている様子でした。

    子どもたちの作品展もしました♪

    作品展の様子

    「夏休み!こども体験デー」は、陶芸編以外に、絵画編、俳句編も開催。
    終了後の8月20日~26日には、合同作品展を実施し、来館された皆さんに、子どもたちの元気のある作品を見てもらうことができました。
    「子どもさんの作品とはいっても力作ぞろいですね」というお声もありました。
    それぞれの個性が出ていて、見ていてもとても楽しい作品展でしたよ。

    講座にご協力くださった自主グループの方、参加した小学生のみんな!ありがとうございました。

    小学生のみんなは、さまざまな体験を通していろんなことを学んでいってくださいね。これからも生涯学習センター・公民館にもぜひ足を運んでください★