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あしあと

    こんな講座ありました(おしゃべり会 in 都跡公民館 ~都跡つながり学習会~)

    • 更新日:2021年8月15日
    • ID:11350

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    おしゃべり会 in 都跡公民館 ~都跡つながり学習会~<都跡公民館:2021年2月26日(金)>

    2017年7月以降、奈良市の公民館では、市民のみなさんと職員が一緒になって語り合う場として、「おしゃべり会」を開催しています。

    都跡公民館は都跡地区自治連合会と相談し、コロナ禍だからこそ都跡地域の各種団体が連携し、誰もが安全で安心して暮らせる地域づくりについて共に語り、考え、学ぶ機会が必要と考え、「より良い都跡地域のためにつながる」をテーマにおしゃべり会を開催しました。

    併せて、近年、認知症等に有効であると注目されている「回想法」について学び、体験することで、地域における高齢者支援について考える機会をもちました。

    1部:よりよい都跡地域のためにつながる

    はじめに、都跡地区自治連合会長さんから「地域自治協議会」について説明していただきました。

    その後、4グループに分かれて、自己紹介と今感じている都跡について話し合いました。

    自己紹介では、所属と都跡歴何年を言うことにしました。

    生まれてからずっと都跡の人、結婚してからの人、引っ越してきてからの人・・・。

    長い短い、いろいろな都跡歴で話が盛り上がり、参加者同士の距離がグッと近くなったようでした。

    • 都跡地域には、世界遺産が3つもあって、住みよいところだ。
    • 南北に細長い地域なので、なかなか行き来ができず、交流したりひとつにまとまるのが難しい。
    • 自治会等の担い手が不足している。

    などの課題が挙がっていました。

    写真

    資料を見ながら、自治協議会の話を聞きました。

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    終始、和やかな話し合いでした。

    2部:高齢者支援として「回想法」を学ぶ

    都跡公民館の自主グループ「回想法 me at memory(みあと めもりー)」の代表から、回想法とはどのようなものかの話を聞きました。

    回想法では、昔の想い出を語り合うのですが、それは決して後ろ向きなことではありません。

    懐かしいことを思い出すことで、脳が活性化され、気持ちも前向きに元気になる。

    そのことが、生きることにつながっていることがわかりました。

    実際に、グループで行う回想法(グループ回想法)の体験もしました。

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    「回想法とは」の話。
    回想法 me at memoryのみなさんは、よい聴き手になることを心がけているそうです。
    よい聴き手がいると、安心して話せますね。

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    グループ回想法の体験の様子。
    輪の真ん中に懐かしいおもちゃを置き、「子ども頃の遊び」を語り合いました。

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    最後にまとめとして、今回の講座の感想を言ってもらいました。
    みなさん嫌がらずに、感想を言ってくれました。

    参加者の声

    • 新型コロナウイルス感染予防のため、今年度は地域ふれあいまつりなど、地区の各種団体が顔を合わせる機会がなかったので、顔を合わせる良い機会になった。
    • 話を聞くだけでなく、グループディスカッションができて良かった。
    • 色んな世代の人と話すことができて良かった。
    • 「回想法」って面白い。
    • このような会がこれからもあるとよい。

    講座を終えて

    今回、都跡地域自治連合会と共催で開催したことで、地域の各種団体から参加者が集まり、繋がりをもつ良い機会になりました。

    都跡公民館は、これからも、地域のみなさんに親しんでいただける公民館を地域のみなさんと共に考え、共に歩んでいきたいと思います。