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館長が語る(二名公民館)

[2015年6月26日]

ID:5871

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二名公民館 館長 山田 龍太郎(やまだ りゅうたろう)

皆さま、こんにちは。二名公民館 館長の山田です。
2015年度になりました。
早いもので私も当館で5年目の勤務となります。スタッフもあわせて昨年度に変わらぬご厚情の程よろしくお願いいたします。
さて、二名公民館の歴史や活動内容について少々・・。

当館は1978年5月22日(月)に開館しました。
奈良市の姉妹都市トレド市(スペイン)との記念の森「トレドの森」の一隅に、スペイン様式の趣向を凝らした外観で建てられました。
開館当初は、新緑の木々がそよ風に揺れる中、オレンジ色の屋根瓦と対比してとても印象的だったことでしょう。
当時、年間7千人程度だった利用者数は、今では2万人以上になりました。
主催事業回数も開館当時の26回から70回以上になり、講座受講者数は1千人を超えています。
このように今日まで諸先輩方により「集う・学ぶ・結ぶ」をモットーとして精力的な公民館活動が展開されてきました。
そして本年度もこの流れを引き継ぎ、魅力的な講座を多数企画しておりますので、ぜひ皆さまの学習にお役立てください。

当館にはおよそ40の自主グループ活動があり、二名公民館利用者連絡協議会を結成して日々研鑽されております。
絵画、音楽、体操、ダンス、料理、裁縫、語学、盆栽、ソフトテニス、サッカー、子育てサークルや福祉活動など、多様な活動があります。
今後もこれらの活動をしっかり支援し、学びの輪を広げてまいります。

2011年3月11日に、東日本で未曾有の大震災が発生しました。
そんな折、この地域でも防災体制や地域コミュニティーの重要性があらためて見直されました。
この地域でも学校・幼稚園・保育園・バンビーホーム・PTA・育友会・地域教育協議会、自治連合会・自治会、社会福祉協議会、民生児童委員協議会、万年青年クラブ、人権教育推進協議会、少年指導協議会、地域包括支援センター、西福祉センター、その他にも多くの施設・団体が精力的に活動されています。
そして現在、奈良市ではこれらの団体や活動の連携をさらに強めるべく「地域自治協議会」の設立が検討されています。
このことも視野に入れながら、今後も各種団体の皆さまと力をあわせて、地域力向上の為に社会教育の側面から協力してまいります。

≪事業について≫

2013年度10月から2015年3月にかけて、文部科学省委託事業 公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム 奈良市教育委員会主催「地域育ち☆親と子の支援プロジェクト」の実施館として活動しました。
当館では地域にお住まいの親子を家庭教育の側面から支える試みとして、対象の世代が異なる3つの委員会とその評価委員会が日々活動し、委員の皆様の発案によりさまざまな事業が企画・展開し成果を上げることができました。
具体的には次のような内容です。

(1)パパ ママ にっこり委員会
新婚、未就園児を持つ夫婦を対象に、夫婦生活のさまざまな悩み事を、専門家を交えて学習しました。妊婦とその夫を対象にして、地域で生きる「はじめの第一歩」を支援する講習会を、近隣の助産所等と連携して計画・実施しました。

・第1回 はじめの第一歩「パパとつくる離乳食+もう1品 先輩ママの出産ストーリー」
・第2回 はじめの第一歩「映画『うまれる』上映会」
・第3回 はじめの第一歩「パパとする遊び+家族でにっこり撮影会」

(2)夢・わかば
幼児期から小学校低学年の保護者とその家族を対象に、子育て中のさまざまな悩み事について、専門家や地域の経験者を交えて共同学習するプログラム開発に取り組みました。
子どものマナー形成、発達、性差、学力向上、親のコミュニケーション能力の向上、ひとり親家庭への支援、地域団体同士の連携、親の主体性形成などについて熟議し、それらをもとに連続講習会を企画・実施しました。

・第1回 夢・わかば講習会「子どもの脳の発達から学ぶ」
・第2回 夢・わかば講習会「どうしてる?家族のコミュニケーション」

(3)のぞみ・青少年と親の委員会
小学校高学年頃から中学・高校生の保護者とその家族を対象に、反抗期・思春期の子どもとの関わり方について考えました。そして「自立準備期」という言葉を生み出し、彼等の声を聞く取組みをしたり、共同学習をするプログラム開発に取り組みました。
・投書箱「親へのつぶやき」「私の経験談」
・のぞみ講習会「海のない奈良でイルカの話~イルカと心のリラックス」
・親のたまり場「和(わ)ーるどカフェで ほっこり話そう」

〇ふりかえり委員会【評価委員会】
(1)~(3)の委員会を交えながら関係団体や専門家を加えて組織し、(1)~(3)の委員会から報告・協力要請を受け、これらに対して多方面からの助言と支援をいただきました。
これらの活動は、委員会の皆さまと公民館で企画段階から一緒にじっくり練り上げ・運営していきました。それにより、私たち公民館職員だけではとても生み出せないような自由な発想で豊かな学習企画が次々と開発されていきました。
そして、わずか1年半の期間ではありましたが、休日・昼夜に50回以上の会議やイベントが実施され、延べ700人以上の方のご参加・協力がありました。
ご多忙の中、ご協力いただきました皆さまには心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
二名公民館では、皆さまと共に歩んだ成果と経験を活かして、本年度からスタートする奈良市教育委員会「奈良市家庭教育支援事業」の実施館の1つとして新たな方針で取り組んで参ります。昨年度までの体制を一つにまとめてバージョンアップさせつつ、地域の皆さまと共に家庭教育の諸課題にしっかりと向き合い、課題解決にむけてのプロセスを大切にしながら邁進して参ります。

このように、二名公民館では地域の社会教育・生涯学習の拠点としての学習活動の場づくりに取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

≪館内の様子≫
数年前から利用者や地域の皆さまからのお知恵をいただきながら、公民館のロビーを“くつろぎの場”として模様替えをしてきました。現在では、乳幼児から高齢者まで、園児から社会人までの男女、あらゆる年代・立場の皆さまが気軽に集う交流の場としてご利用いただけるようになりました。

館内の図書室では、本の自由な閲覧はもちろん、貸出も行っています。最近では図書ボランティアさん達の活躍により所蔵図書が整理され、年間貸出が約600件/約2,000冊に増加しました。ぜひお気軽にお越しください。
さらに、東日本大震災の復興支援の為「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」や「二名☆一箱古本市」の募金活動などにも積極的に取り組んでおります。

館内には各種イベントのご案内はもちろん、子育て・介護情報や近隣の園・学校だより等も沢山集まっています。地域の情報ステーションとしてご活用していただければ幸いです。

その他にも、職員が窓口でグループ・団体活動の紹介など、学習相談に応じますのでお気軽にお声かけください。

このようにさまざまな公民館活動を通じて、私たち職員も利用者や地域の皆さまと共に成長していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!(^-^)/

☆略年表☆

1972年9月11日
 奈良市とスペイントレド市姉妹都市提携

1975年10月26日 
 スペイントレド市ゴメス市長ら45人親善使節団来寧
 トレドの森(オリーブ・トウカエデ等の苗木20本を記念植樹)

1978年5月22日
 二名公民館 開館

1988年11月
 創立10周年記念

1998年11月
 創立20周年記念

2009年11月
 創立30周年記念   

2012年9月11日~
 奈良・トレド姉妹都市提携40周年記念事業

2013年10月~2015年3月
 文部科学省委託事業 公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム
 地域育ち☆親と子の支援プロジェクト(実施館)

2015年4月~
 奈良市家庭教育支援事業(実施館)

以上

二名公民館 館長 山田 龍太郎(やまだ りゅうたろう)

街で見かけたら気軽にお声かけください(^-^)

[2015年4月]


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