こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・興東-山野草づくり-)
- 更新日:2017年11月12日
- ID:7874
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プチ田舎暮らし・興東-山野草づくり-<興東公民館:6月28日(水)~9月13日(水)全2回>
奈良市東部地域の公民館では、地域の自然・歴史・風習・食・技などに触れて田舎の暮らしを知り、農作業などの体験をすることにより生きがいを感じ、就農へのきっかけづくりとなることを目的として、アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」を開催しています。
今回は、FA奈良の方を講師に迎え、山野草づくりとして、苔の緑でくるんだ可愛い「苔玉」をつくりました。
第1回目:6月28日(水)苔玉の魅力と育て方について講義~寄せ植え実践
苔玉の魅力と育て方についての講義を行いました。
和草の苔玉は、ハイゴケを使っていることが多いというお話をしてくださいました。
そして、この苔はとても丈夫な苔で、どこにでも生えていることも教えていただきました。
講師の説明を、皆さん熱心に聞いておられました。
その後、小さな樹木の寄せ植えの実践です。
シラサギカヤツリを使った苔玉づくりを行いました。
ボールなどの入れ物の中で、ケト土と小さく小さく千切った乾燥苔に少しずつ水を加え、よく混ぜて球形にします。
綺麗な球形になったら出来上がりですが・・・なかなか綺麗な球形になりません!
皆さん苦労されていました。
次に、シラサギカヤツリの根っこの土を落とします。
丸めたケト土をお皿状にして、その上に置きます。
そして、シラサギカヤツリをケト土でくるみました。
ケト土を周りにかぶせ、その上に、苔(ここではハイゴケを使用)を貼り、黒糸できつく巻いていきます。
途中で糸が切れてしまったり、苔から水がボタボタと滴り落ちたりと、結構大変な作業になりました。
大変な思いをしましたが、ついに!素敵な苔玉が出来上がりました!
最後に、講師に置き場所や水のやり方を教えていただきました。
第2回目:9月13日(水)ホトトギス「小紋」で苔玉づくり
今回は、ホトトギス「小紋」を使った苔玉の作り方を教えていただきました。
前回、作ったシラサギカヤツリの苔玉も見ていただきました。
青々としているものもありましたが、見た目が枯れてしまっているようなものもありました。
講師から「1度、水に漬けて様子を見てみましょう」ということで、持って帰られました。
講師にアドバイスをしていただきながら作業開始です。
2回目ということもあり、皆さん手際よく作業をされていました。
ホトトギス「小紋」の根っこを傷つけないように土を落とし、古い根っこは切り落とします。
ケト土を前回同様、耳たぶぐらいの硬さにしてお皿状にして、その上にホトトギス「小紋」を置きます。
それを、ケト土でくるんでいきます。
今回は、前回の時のように苦労することなく綺麗に苔も黒糸も巻くことができました。
今回はスムーズに、とても可憐なホトトギス「小紋」の苔玉ができました。
講師のおかげです。
ありがとうございました。
参加した皆さんは、とても喜んでおられました。
最後に講師が「苔玉は、心を和ませてくれます。毎日世話をし観察していると、小さな芽や蕾が付くなど嬉しい変化があります。愛情をいっぱい注いで苔玉と楽しく暮らしてくださいね」とおっしゃっていたのが印象的でした。
お問合せ
興東公民館
住所: 〒630-1242 奈良市大柳生町3633番地
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