こんな講座ありました(マイ・フォト短歌)
- 更新日:2022年10月6日
- ID:12505
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マイ・フォト短歌<三笠公民館:2022年5月20日(金)~7月15日(金)全3回>
コロナ禍で、遠出がしにくい時期。
日常に楽しみと彩りを添えようと、写真を題材にして短歌をつくる講座を開催しました。
講師は、ワーズウィングス代表・小町座主宰の小野小町さん。
「マイ・フォト短歌」というネーミングも、写真に短歌を添えることも、小野さんの発案です。
なお、この講座は、天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻准教授の杉山晋平先生と、同専攻3回生の3人の学生さんにご協力いただきました。
天理大学の杉山晋平先生。
杉山研究室3回生の皆さん。
第1回:2022年5月20日(金)
今回のテーマは、゛短歌の調べに親しもう”。
短歌は「五・七・五・七・七」の三十一文字で詠む詩の形であることや、最古の歌集として万葉集が有名なことなど、短歌の基本を学びました。
古典や現代短歌、今年の歌会始めの歌を声に出して読み、短歌の調べに親しんでいきます。
どの短歌を好きだと思ったか、なぜそう思ったかなど、受講生の意見を聞きながら進んでいきます。
全3回を通して作品を仕上げる講座だったのですが、なんと、既に作品を仕上げてこられた方がいらっしゃいました。
その意欲に驚かされた1回目でした。
第2回 6月17日(金)
今回は、それぞれが選んだ写真を持ち寄り、そこから言葉をおこしていきます。
受講生が1人1人写真を紹介し、なぜその写真を選んだか、どういう気持ちを詠みたいかを紹介し合いました。
なかには、写真に合わせて既に短歌を作ってきた人も!
前回に引き続き今回も、皆さんの前向きさ、意欲の高さに驚くばかりです。
写真が決まり、詠みたい気持ちの方向性も決まり・・・。
さあ!これで「マイ・フォト短歌」をつくる素地はできました。
次回、いよいよ、作品として仕上げていきます。
第3回 7月15日(金)
今日はいよいよ作品の仕上げ。
杉山研究室の皆さんの準備もバッチリです。
今回は、短歌を一人ずつ小野さんに添削してもらいます。
伝えたい気持ちを小野さんと受講生でやりとりしながら、より伝わりやすいよう、言葉を洗練させていきます。
短歌が完成したら、次は写真と短歌を合わせる作業。
短歌をどうレイアウトするか、文字のフォントや色をどう変えたら素敵に見えるか、細かく決めていきます。
最後に、完成した作品を発表し合いました。
皆さんの個性がそれぞれに感じられる、本当に素晴らしい作品ばかりでした。
参加者の声
- 短歌については全くの初心者でしたが、楽しく学ぶことが出来ました。言葉への感度(?)も上がったようで、日頃の語彙の乏しさにも気づかされ、日本語の美しさにも気づかされました。五・七・五に当てはまるものも多く、つい指を折ったりしていました。
- 単なる「文芸」講座ではなく、ビジュアルも含めた、総合的な表現を考えるとても楽しい内容でした!
- 良い指導を受けました。大学生がお手伝いされて楽しく学べました。
講座を終えて
普段から短歌に親しみ、自分で短歌を作られている方。
短歌なんて初めて、という方。
さまざまな方が参加されていましたが、皆さんの感性・個性に驚かされる全3回でした。
完成した作品も素晴らしく、これを披露する機会が無いのはもったいない!と、
令和4年11月12日・13日に開催予定の「三笠公民館50周年事業」にて作品展示をすることになりました。
三笠公民館50周年事業~ありがとう50年 えがおに出会える公民館~
力作の数々を、ぜひ見に来てください!
どうぞお楽しみに!!
お問合せ
三笠公民館
住所: 〒630-8115 奈良市大宮町四丁目313番地の3
電話: 0742-33-0515
ファックス: 0742-33-0515
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