こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・興東―みつばちとはちみつ―)
- 更新日:2023年2月2日
- ID:12780
プチ田舎暮らし・興東―みつばちとはちみつ―<興東公民館:2022年6月11日(土)・6月18日(土)全2回>
プチ田舎暮らしは、奈良市東部地域において地域の自然・歴史・風習・食・技などに触れて田舎の暮らしを知り、農作業などの体験をすることにより、東部と市街地の交流のきっかけとなることを目的として開催しています。
今回は、興東地域で唯一養蜂を営む東養蜂場を見学し、みつばちの生態や採蜜の様子を見学し、後日はちみつを使ったスイーツ作りをしました。
第1回 養蜂場見学 6月11日(土)
東さんに、みつばちの歴史や生態について説明していただきました。
みつばちと共に80年歩んで来られた今回の講師の東さんに、みつばちの説明をお聞きしました。
講座を開催した6月は、養蜂場見学として一番いい時期だそうです。
この箱の中に4万~5万匹のみつばちがいるそうです。
内訳は女王蜂がいて、90%は働き蜂であるメスで、オス蜂は1000匹いるかどうかだそうです。
2週間程で蜂の巣箱の蜜を採取できるそうです。
みつ蓋をはがすと、たっぷりのはちみつが見えます。
先ほどの巣板を遠心分離機に入れてグルグルまわします。
遠心分離機の下から、蜜を取り出し網でこします。
こちらは女王蜂が食べるローヤルゼリー。
これで自分の体重と同じ重さの卵(約1500~2000個)を毎日産み続けることができるそうです!
今はレンゲ畑はないそうですが、例えるとレンゲ畑5反の畑で先ほどのはちみつ1箱分の蜜がとれるそうです。
写真右奥の大きい1200gの瓶のはちみつは、10万匹~15万匹の蜂が集めた量だそうです。
みつばちが飛び交う中、いろいろな質問が飛び交います。
第2回 スイーツ作り 6月18日(土)
ジャパンホームベーキングスクールの髙谷美知子さん、鎌田美恵子さんを講師に迎え、東さんのはちみつを使ったスイーツ作りを教えていただきました。
作業を分担して、スイーツ作りを進めていきます。
かき混ぜる音と、甘く良い匂いが漂っています。
興東公民館自慢のガスオーブンです。
お店に負けないケーキが焼きあがったのでは無いでしょうか?
焼きあがったケーキにはジャムを塗り、プリンには、はちみつレモンのソースをかけて仕上げました。
受講生の皆さんは、すぐに食べたいのを我慢して持ち帰られました。
受講生の声
- 今回のように素材(はちみつ)のことを知り、使い方(お菓子)を知ることができる内容にとても惹かれました。
- 貴重なはちみつがどのように手元まで届くのか学べて良かったです。
- スイーツ作りは、作りやすく準備していただきありがとうございました。
講座を終えて
養蜂場見学は、雲行きが怪しい中でしたが問題無く開催することができました。
東さんからいろいろなお話を聞かせていただき、ますますみつばちへの興味が増しました。
東さんのみつばちへの愛情も感じられ、自然と共にお仕事をされている姿に感動しました。
そしてその貴重なはちみつを使ってのスイーツ作りは、やさしい味で、参加した皆さんの心もお腹も満たされる講座になったと思います。
お問合せ
興東公民館
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