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あしあと

    こんな講座ありました(フードバンクボランティア入門)

    • 更新日:2023年1月7日
    • ID:12855

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    フードバンクボランティア入門<京西公民館:2022年9月30日、10月7日、14日(全3回)>

    京西公民館から歩いて5分程の場所に、特定非営利活動法人「フードバンク奈良」の活動場所があります。

    「フードバンク」とは、品質には問題がないにも関わらず廃棄される食品を、必要としている施設や世帯などに、無償で配布する団体及びその活動のことです。

    コロナ禍でサポートが必要な機会が増えている中、フードバンクの活動を知り、体験をして、自分にできるボランティアについて考えることを目的に開催しました。

    フードバンク奈良の理事である、小南昌紀さんと矢藤加寿子さんを講師にお迎えして講座を行いました。

    第1回:9月30日(金)フードバンクについての講義

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    初回は、公民館での座学で、フードバンクの活動について詳しく伺いました。
    講師が持参した、フードバンクに関するポスターを飾りました。

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    フードバンク奈良は、食料を必要としている奈良県にある団体を対象に、食品の受付と仕分け、配布作業を行っています。

    企業や公共団体の防災備蓄品、農家の方や個人からの寄付など、さまざまな人々の思いが届けられて、活動は成り立っています。

    仕分けの際は、お米を10キロずつに分けて運ぶ作業もあり、力仕事も多いそうです。

    また、こども食堂や福祉施設など調理ができるところへは調味料を、すぐに食べられるレトルト食品やお菓子などが重宝されるところへは、それらを多めに配分するなど、渡す先のニーズを考慮した細やかな気配りがされていることを知りました。

    参加者から質問も挙がり、質疑応答を活発に行いました。

    第2回:10月7日(金)現地でボランティア体験

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    コープふれあいセンター六条内にあるフードバンク奈良六条事務所で、ボランティアの模擬体験を行いました。
    まずは、活動場所の見学です。

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    助成金で購入した大型冷蔵庫のおかげで、お米の長期保存が安心してできるようになりました。

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    バックヤードには、文房具が集められた場所もありました。
    お子さんのおられる家庭へ配布されることもあるそうですが、たくさんの文房具が眠っていることを感じました。

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    食品の仕分け作業の模擬体験を行いました。
    寄付された大量の食品を、消費期限を見て仕分けをします。

    第3回:10月14日(金)「私のボランティア活動」について

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    1・2回目の振り返りと、これからできるボランティア活動について考えました。

    「バックヤードを見て、たくさんの食品が置いてあることに驚いたが、

    それらが配布の度にあっという間になくなるということにさらに驚いた。」

    「果物や野菜などの生ものは配布が難しく余ってしまうことがもったいない。

    必要な人と上手くマッチングできる仲立ち的な機能があればいいのに」

    「余っている食材だけで調理をする、まちの食堂的なことが地域でできたらいいな」

    などなど、さまざまな感想や意見が出ました。

    参加者の声

    • 参加して初めて知った奈良市の取り組み、場所であり、奈良市も他市のように工夫が有ればと思います。
    • フードバンク、フードドライブの内容が少し理解できました。
    • フードバンクのことがよく分かった。
    • 大変参考になりました。有難うございました。

    講座を終えて

    今回見学をした六条事務所では、毎月第1・3火曜日にフードバンクのボランティア活動をしています。

    講座をとおして理解を深め、ボランティア登録をして活動へ参加をし始めた方もいたと聞き、嬉しかったです。

    今後も支える人の輪がさらに広がる機会を作っていきたいと思います。