こんな講座ありました（知っ得！税の豆知識～もしもに備える相続のいろは～）

講師に行政書士の能勢修（のせおさむ）さんに来ていただきました。
元銀行員の経歴を持ち、退職後に行政書士としてご活躍されています。

今回の講座には、多数の申し込みがあり、残念ながら受講できなかった方も多く、後日同じ内容で再度講座を開催いたしました。

税改正が行われたタイミングもあり、皆さんが高い関心を持つ内容だったのだと、改めて感じました。

初めに相続の基礎から学びました。
相続は頻繁にはないものの、必ず経験する手続きです。
前もって学び、備えておくことが大切です。

用意していただいた資料はしっかりと17ページ。
基礎から実例編、相続のタイムスケジュールなど役に立つ内容がぎっしり詰まっています。

親族とは・・・？との問いかけに、参加者は「何となくこの辺りまでかなあ」というお答えが大半。
知ってるようで、どこまでが親族？と、いざ聞かれるとはっきりとは分からない。
親族にも「血族」と「姻族」があり、6親等内の血族および3親等内の姻族が親族であると税法上(民法第725条）できちんと決まっているそうです。図で表したもので分かり易く説明していただき、皆さん納得。
このような、知っているようで分からないことや、知っておくとプラスになる様なお話をたくさん聞きました。

講座の後半では、実例に基づいた身近な相続や保険、贈与に関する講義です。
よくある家族構成・相続の問題を具体的にお話しいただきました。
聞きながら、うんうんと頷く方も多く、参考になっている様子が伺えました。
また、2024年4月には不動産登記も義務化になり、何をどうすればよいのか細かく説明いただきました。
参加された方からの質疑応答にもその都度答えていただき、疑問や不安が解消されたようでした。

最後に、相続が始まったら、どのようなスケジュールで何を行えばよいのかを学びました。
資料に基づき、書類の収集方法や、必要な物、注意が必要なパターンなど、知らなかった事柄を聞くことができました。
講座終了前の質疑応答にはたくさんの質問があり、皆さんの知りたいことや学んでおきたいことを習得する時間となりました。