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あしあと

    こんな講座ありました(「ジェンダーギャップを考えるカルタ」で学んでみよう)

    • 更新日:2025年11月2日
    • ID:15448

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    「ジェンダーギャップを考えるカルタ」で学んでみよう<男女共同参画センター:2025年7月19日(土)>

    「育児の役割、他の家はどうしてるの?」「家事の偏りを感じるのは私だけ?」「男女間の賃金格差はなくならないの?」

    このようなちょっとしたもやもやを感じたことはありませんか?

    男性だから、女性だから、というような性別による固定的な役割分担意識はまだまだ解消されていないのが現実。

    この講座では、こうしたギャップを埋めるためにはどのような課題や解決方法があるのかを学びました。

    講師の紹介

    講師の末吉洋文先生

    今回の講師は、
    帝塚山大学法学部教授の末吉洋文(すえよしひろふみ)先生です。
    末吉先生は、奈良県男女共同参画審議会の委員としてもご活躍されています。

    ジェンダーギャップとは

    まずはジェンダーギャップとは何なのか、どのような課題があるのかを説明いただきました。
    男女の賃金格差が縮まっていないことや、女性の管理職や政治参画が少ないことなどを実際の数値で見て、どれほど世界と差があるのかを知りました。
    また、女性だけではなく男性から見た固定的性別役割分担の「違和感」もあるようで、男性の相談員が男性特有の悩みを聞くこともあるそうです。

    カルタで学ぶ

    「ジェンダーギャップを考えるカルタ」を使って学ぶ様子

    帝塚山大学の学生の皆さんが、毎年「ジェンダーギャップを考えるカルタ」を制作しています。

    そのカルタで遊びながらジェンダーギャップについて、今まで気づかなかったことや、そうだよね!と共感できる言葉など、さまざまな内容について議論しあいました。

    カルタの内容に皆さん興味津々です。

    学生さんが作ったさまざまな内容のカルタ

    たくさんのカルタ!
    毎年の時事に合わせた内容や、学生ならではの視点、今まで知らなかった専門用語があったりと色んな視点から学ぶことができました。

    発表する様子

    1人ひとり、気になるカルタを選んで発表しました。
    カルタの裏にはその内容が解説されており、読むことでまた理解が深まります。
    グループでいろんな意見を出し合い、「気づき」の時間となりました。

    参加者の声

    • とても聞きやすくわかりやすい講座だった。生活をしている中で自分もアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)をしていることは多いだろうなと思った。
    • とても勉強になった。カルタがもっと見たかったので、ネットで見ようと思います。
    • manel(マネル)という言葉を初めて知りました。考え方を日々の生活に活かしたいと思いました。
    • 目からうろこ。私の知らない世界を知ることができました。
    • アンコンシャスバイアスを意識して、行動変容できるように心がけます。
    • 役割意識が払拭できました。
    • 楽しく(カルタで)遊んで勉強できてよかった!!

    このような声をいただきました。

    講座を終えて

    グループワークを通して和気あいあいとジェンダーギャップを学び、理解を深めることができました。

    カルタを使うことによってより身近に感じることができたり、理解しやすい言葉ですっと腑に落ちたりと、今まで知っていた知識をより深めたり、初めて知る内容にふれることでジェンダーについて改めて考えるきっかけとなりました。

    ご協力いただいた学生の皆さんのカルタは帝塚山大学のHPにて無料公開されています。ご興味のある方はぜひ下記ホームページをご覧いただけたらと思います。

    帝塚山大学法学部国際法・平和学ゼミHP(https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies

    ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

    男女共同参画センターでは、今後もさまざまな講座を企画してまいりますので、ぜひご参加ください。

    お問合せ

    男女共同参画センター

    住所: 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地 奈良市生涯学習センター内

    電話: 0742-23-3111

    ファックス: 0742-23-3111

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