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あしあと

    こんな講座ありました(親子カイギ「未来×お金」~おこづかいって何を育てる時間だろう?~)

    • 更新日:2025年9月14日
    • ID:15480

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    親子カイギ「未来×お金」~おこづかいって何を育てる時間だろう?~<京西公民館:2025年9月7日(日)>

    金融に対する考え方は近年大きく変化しています。身近なことを題材に、子どもの自由な発想で、楽しみながら金融感覚を身につけるきっかけづくりをするため、本講座を開催しました。

    「100万円あったらどうする?」という先生の問いかけに、自由な思いを紙に書き出します。

    どんなことを書いても全部正解!「親子カイギ」のはじまりです!

    講義の様子

    100万円あったら…やりたいこと、買いたいもの、大人も子どもも自由な発想で紙に書き出しています。

    お金ってなんだろう?

    「お金を使う」といっても、使い方はいろいろあります。

    ☆必要なものを買う(消費)

    ☆無駄なものを買う・使う(浪費)

    ☆未来の自分のために使う・夢を実現するために使う・増やすためにお金を使う(投資)


    書き終わったらもう一度「親子カイギ」を始めます。

    ゲーム機を買う。サッカーボールを買う。アイスやチョコを買う。

    これって消費?浪費?それとも未来への投資?

    正解も不正解もありません。

    自由な発想で、書き出します。

    お金を貯めることはとても大事なこと。

    でも、貯めるだけではダメなのかもしれない。

    貯めたお金はどんなことに使うの?の問いに、うまく答えを出せない大人だって世の中にたくさんいるのです。

    さて、あらためて会場にいる全員に問いかけます。

    「100万円あったら何に使う?」

    ざわざわ~ざわざわ~(親子で話をします。)

    そこで、大人からこんな意見が出てきました。

    「もう、100万円ぐらい要らないかもしれません。困ってる人のために使ってもいいかもしれません。」

    おお!の歓声が起こり、会場が拍手に包まれます。

    お金は、貯めることも大事だけど、使うことで世の中が回るということも教わります。


    親子で、夢について話し合います。

    お金を貯めることは大事。節約することもとても大事。

    しかし、お金を使うことで世の中が回る。

    自分がお金を使うことによって、誰かが喜ぶ。

    例えば…

    お店でアイスを買う。(おいしくてうれしいな)

    お店の売り上げになる。(お店が儲かる)

    アイスの会社が儲かる。(経済が回る)

    お金を生かせる考え方ができるといいですね。


    世の中、お金を払えばたいがいのものが手に入るけど、自分の夢はお金で買えない。

    ただし、お金は夢をかなえるためのツールにはなります。

    「親子カイギ 未来×お金」で話し合ったことが、将来子どもたちが大きくなった時に、お金を活かす手がかりとなるといいですね。

    講座アンケートより

    【子どもの感想】

    ・とてもたのしくて、お金のことや、ゆめのことがわかった。

    ・帰ったらおかあさんにもおしえたい。

    ・あまりおかねはつかわないけど、ちょきんはながいことしすぎない。

    ・やっぱりちょきんしたい。

    ・楽しかった。

    ・いつもは考えないことを考えるのが楽しかった。

    ・お金のことを知れてよかった。


    【大人の感想】

    ・聞かせてもらった考え方を子育てに活かしたい。

    ・時間の流れについて考えるのがおもしろかった。

    ・(お金の使い方で)消費、浪費あるいは投資なのか子どもと話してみる。

    ・「自分のなりたい像」から、今を考えることができるようになった。

    ・子育てと家事、仕事についておおらかになれる気がした。

    ・先生の雰囲気が明るく、楽しく、とてもいい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!

    ・なかなかこういう講座がないので、大変ありがたかったです。

    ・子どもと楽しく未来について考える良い機会になりました!!

    講座を終えて

    「お金」をどう使うか、どう活かすか、そのために何をすればよいのか、親子で会話をしながら楽しく学びました。

    「お金」について、親子で話す機会が少なかったことに気付かされたという保護者の声や、いろんなことを想像するのが楽しかったという子どもの声もありました。

    金融を取り巻く環境は、考え方のすそ野が広がり、個人の意識が高まっています。

    「親子カイギ」の学びを通して、子どもたちが柔軟な考えを身につけるきっかけづくりとなることが願いです。