こんな講座ありました(歴史から知るジェンダーギャップ~女性たちはどのように声を上げてきたか~)
- 更新日:2026年8月23日
- ID:16434
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歴史から知るジェンダーギャップ~女性たちはどのように声を上げてきたか~<男女共同参画センター:2026年7月25日(土)>
男女平等や女性の活躍といった言葉をよく耳にするようになりました。
しかし、家庭、仕事、地域社会の中には、今もさまざまな課題があります。
本講座では、持統天皇や紫式部、五千円札の肖像に選ばれた津田梅子など、
歴史の中の女性を手がかりに、女性の立場や社会の仕組みがどのように変化してきたのか、
歴史を振り返りながら、私たち一人ひとりにできることを考える機会として開催しました。
講師の紹介

今回の講師は、
帝塚山大学法学部教授の末吉洋文(すえよしひろふみ)先生です。
末吉先生は、奈良県男女共同参画審議会の委員としてもご活躍されています。
ジェンダーギャップとは

まずはジェンダーギャップとは何なのか、どのような課題があるのかを説明いただきました。
男女の賃金格差が縮まっていないこと、女性の管理職や政治参画が少ないことなどを実際の数値で見ると、まだまだ日本には男女間で格差があることが分かります。
(出典元:内閣府 男女共同参画局)
日本史の中のジェンダー変化

持統天皇や紫式部などを例に、日本史の中で起きたジェンダーの変化についてお話くださいました。
この時代でも統治する力、表現する力を持つ女性がいたことが分かります。
しかし、能力のある女性が十分に評価されない、男性が優位となるということも紫式部が残した書物には記録されているそうです。

また、近世明治以降、家制度の強化や女性の役割が固定化されたことで、女性は学ぶことを制限され、参政権も与えられず発言をすることも自由にできない時代があったそうです。
しかし、そんな中でも学ぶ権利を求め行動をした津田梅子、女性の政治参加を訴え続けた市川房枝など、声を上げた女性がいたことで、今の女性の権利があるのですね。
今回の講座では男女問わず、多くの方にお越しいただき、皆さん真剣に先生のお話に聞き入っておられました。

末吉先生といえば、「ジェンダーギャップを考えるカルタ」です。
帝塚山大学で末吉先生のゼミ生が作成したカルタで、現代にも残るジェンダーギャップについて、楽しみながら学べるカルタです。
和気あいあいとしながらも、男女間の格差について真剣にお話をされる場面もありました。
参加者の声
- 縄文時代、推進法、ミソジニー、アンコンシャスバイアス、多産DV、イコール・ペイ・デイなど知らないことが多く、また自分が無意識に加担していることもあると気付くことがあった。知ること、そして、今から行動すること、できることは思いの外多いように思う。
- 歴史上の人物の紹介をしながら分かりやすくジェンダーのお話がきけた。
- 考えるきっかけになりました。意識することが大切なのだと思いました。
- ジェンダー平等の取り組みは今後益々大切になると思いました。
- 日本のジェンダー不平等が、なぜここまで生き残っているのかとても腹が立ちます。
- 歴史から学ぶことの大切さを実感しました。
このような声をいただきました。
講座を終えて
今は、女性が進学することは珍しいことではありません。発言する自由も選挙権も、もちろん与えられています。
しかし、数十年前の日本でこれらのことが許されていなかったことに驚きを隠せません。
その時代ごとに、声を上げた女性がいたことで、今の女性の権利があるのだと知ることができました。
今回の講座の受講者ですが、女性が11人・男性10人と男女比が約半数ずつとなりました。ジェンダーギャップについてともに話をされている姿をみて、皆で現状を知ること・意識することで、より自分らしく生きられる社会になっていくのではと感じた講座となりました。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
男女共同参画センターでは、今後もさまざまな講座を企画してまいりますので、ぜひご参加ください。
お問合せ
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住所: 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地 奈良市生涯学習センター内
電話: 0742-23-3111
ファックス: 0742-23-3111
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