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あしあと

    こんな講座ありました(なんなん?おもしろ体験隊)

    • 更新日:2022年2月20日
    • ID:11545

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    なんなん?おもしろ体験隊<南部公民館:2021年7月18日(日)~12月19日(日)全4回>

    「なんなん?おもしろ体験隊」の目的は、異年齢集団による仲間づくりをすすめること、さまざまな体験活動を通して達成感を得るとともに自尊感情を高めること、都南中学校入学に備え、他の小学校出身の友達を作ることなどです。

    今年度は2年生から5年生までの21人の参加となりました。


    今年度も昨年度に引き続き、残念ながらコロナ禍のため少ない回数と短い時間での実施としました。

    【今年度の予定】

    7月18日(日) 開講式、友達とレクリエーションゲーム

    9月12日(日) なんで?どうして?科学実験

    11月21日(日) 和のココロ「茶道」体験

    12月19日(日) 正月飾り「しめ縄づくり」・閉講式

    第1回 開講式、友達とレクリエーションゲーム(7月18日)

    新型コロナウイルス感染拡大防止のため6月の回を中止し、7月に「なんなん?おもしろ体験隊」の1回目を開催しました。

    開講式では館長の話と職員・サポーターの紹介、隊員バッチの贈呈を行いました。
    澁谷館長からは「(1)大いに楽しむために積極的に取り組みましょう。(2)失敗してもかまいません、何度でもチャレンジしましょう。(3)参加者21人は仲間です。仲良くしましょう。」と話がありました。
    みんなの活動を支援してくれる大学生や社会人のサポーターが、今回は4人参加してくれました。
    全員の自己紹介がありました。
    よろしくお願いします。

    隊員一人ひとりに自分の名前の入ったバッチが贈呈されました。

    レクリエーションゲームを行いました。
    まずは何といっても隊員同士がお互いに顔見知りとなり、コミュニケーションが取れるようにならなくてはなりません。
    「進化じゃんけん」です。
    じゃんけんに勝てばだんだんと進化していくじゃんけんです。
    たまご→にわとり→サル→人間→神の順番です。
    めでたく最後の神まで登りつめた人が何人もいました。

    続いて「名刺交換」です。
    自分のプロフィールを書いた名刺を10枚、まだ名前の知らない隊員と交換しました。

    次に、自分で手を挙げ前に出て来て自己紹介を行いました。
    小学校名・学年・名前などをしっかりと言うことができました。

    次は、「バースデーチェーン」です。
    お互いに言葉を使わず身振り手振りで、身長順・誕生日順に並びました。
    なかなか順番に並べないところには上級生がスッと入って並べてくれていました。

    1回目を終えて

    待ちに待った1回目を無事に終えることができました。

    参加者の21人は初めての人もいれば毎年参加の人もいましたが、今回の目的であるお互いを知り合うことはある程度達成できたように感じます。

    積極的な人もいればおとなしい人もいます。

    知らない人とあいさつや自己紹介することは勇気がいることですが、みんなしっかりとできました。

    良かったです。


    第2回 なんで?どうして?科学実験(9月12日)

    今回は奈良市北部で活動されている「平城ニュータウン楽しい理科実験研究会」の皆さんに来ていただき、理科実験を楽しみました。

    「あれ?」「なんで?」「どうして?」と不思議に思うことなのですが、科学的にその理由が説明されることに、また驚きでした。

    今回は6人の先生方に参加いただき、丁寧に分かりやすくご指導いただきました。

    「こぼれない水」です。
    満杯の水の入った紙コップの上に紙やネットをおいてひっくり返すと、「あら?不思議」水がこぼれません。
    どうして?
    全員成功!ハイッ、チーズ!!

    「人工イクラ」を作成中。
    残念ですが食べられません。

    水の入ったペットボトルの中に入れられた「浮沈子」。
    圧力が加わると上がったり下がったりします。
    底に沈んだリングを引っかけるのに苦労しました。

    2回目を終えて

    理科好きの子が多いのかみんな熱心に実験に取り組んでいました。

    しかし、なかなか上手いこといかず何度もやり直すことに・・・。

    特に、浮沈子をペットボトルの中で浮き沈みさせるのが難しく苦労しました。

    失敗にめげることなく何度も挑戦する姿は、もはや科学者そのものでした。

    めざせ!ノーベル賞。

    第3回 和のココロ「茶道」体験(11月21日)

    今回は茶道を通して和の心を体験しました。

    普段あまりしない正座をしてお抹茶をいただく体験をしました。

    飲む作法だけではなく、お茶を点てる、運ぶ、お勧めするなど一連の所作を教えていただきました。

    茶道(裏千家)指導グループの辰巳伊嗣さんとそのお弟子さん4人に来ていただきました。
    ご指導よろしくお願いします。

    本日の和菓子は和三盆を使ったお干菓子「青によし」です。
    お客様に心を込めておもてなしを致します。

    緊張していただくお菓子は、いつものおやつとは少し違うようです。
    あっさりとした甘さが口の中に広がりました。

    お抹茶を点てています。
    初めて使う茶筅でなかなかうまく泡立てることができません。
    シャカシャカと手首を動かすのは難しいようです。

    男子も悪戦苦闘しています。
    お客様に「おいしいです」と言っていただけるように心を込めています。

    おもてなしの心に応えるべく、お茶をいただきます。
    少し苦かったかもしれませんがおいしかったようです。
    最後に「ズズッ」と音を立てることが少し難しかったです。

    3回目を終えて

    日本人でありながら和の心に触れる機会が少なくなっている中、茶道の入り口を体験させていただきました。

    畳の部屋の歩き方、礼の仕方、おもてなしの心などお茶を点てること以外に沢山学ぶことができました。

    心静かに過ごす時間もいいものでした。

    第4回 正月飾り「しめ縄づくり」・閉講式(12月19日)

    今回が最終回となります。

    昨年もこの時期に「しめ縄づくり」を行いました。

    今回も南部公民館で活動されている「ひまわり会」の方2人に来ていただきました。

    お正月に向けみんなで作業に取り組みました。

    まずは先生からワラの編み方の実演をしていただきました。
    さすが。
    すっすっと編み上げていかれました。
    簡単なようですが、さてどうでしょうか?

    さてみんなはワラを左足で押さえつけ、左手を中心に編み上げていきます。
    昨年の経験者はさすがに上手に編み上げていきます。
    なかなかうまくいかない人には先生やサポーターが支援してくれました。

    こんなにすごいのができました。
    ワラを10本ほど束ねて編み上げました。
    一つ出来上がると何本も挑戦する姿があちこちにありました。

    出来上がったしめ縄を手に記念撮影です。
    お正月に向けいいお土産ができました。
    いい年を迎えられますように。
    先生ありがとうございました。

    閉講式を行いました。隊員一人一人に修了証を手渡しました。
    みんなしっかりと礼をして受け取ることができました。
    最後の館長あいさつでは「初めてのことができるようになることはとてもうれしいですね。自分の世界が広がります。これからもいろんなことに挑戦してください。」とありました。

    講座を終えて

    コロナ禍のため少ない回数・短い時間での実施となりましたが、各回の内容は充実していたように思います。

    何よりも各隊員の参加姿勢が前向きで良かったです。

    なかなか上手くいかず失敗を重ねながらも諦めることなく挑戦しました。

    達成したことの喜びを感じることが出来たのが何よりでした。

    各講師先生方には大変お世話になりありがとうございました。