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あしあと

    こんな講座ありました(自然発見の旅(ニホンミツバチと森を守る))

    • 更新日:2023年1月4日
    • ID:12325

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    自然発見の旅(ニホンミツバチと森を守る)<都祁公民館:7月2日(土)・11月26日(土)全2回>

    この講座は、ニホンミツバチの生態と保護活動を通して自然の生態系の維持について学び環境保護についての関心を高め、自然を再発見することを目的に開催しました。

    場所は、奈良市都祁吐山町にある奈良県立野外活動センターです。

    第1回 7月2日(土)

    この講座は、NPO法人ビーフォレストクラブの皆さんを講師に迎えて実施しました。

    まずは、ビーフォレストクラブの皆さんと活動の紹介です。
    続いて、ニホンミツバチの生態、森の保護などについてお話を伺います。

    奈良県立野外活動センターには、二ホンミツバチの巣箱が設置してあります。
    設置する場所を探している途中で、参加者の方々は自己紹介をするなどして交流を深めました。

    巣箱を探すついでに、新たに巣箱を設置する相談です。
    複数のグループに分かれて設置する場所を探します。
    「どんな場所がいいのかな?」
    グループで相談し、1ヶ所を決めたらリボンで印をしておきます。

    ニホンミツバチの巣箱を見つけました。
    このようにところどころに巣箱が設置されています。
    パッと見、祠にも見えます。

    巣箱が設置されている場所で、ビーフォレストクラブの皆さんに現状のニホンミツバチの生態などを考えた、よりよい設置場所の説明をしていただきました。
    その年の気候で変わるようです。

    ミツバチは、朝日が当たる、敵から身を守りやすい、災害から影響を受けにくい、湿気が少ない、高温にならない、西日が当たりすぎない・・・そんな場所を選んで巣を作ります。

    ミツバチは、これからどんな困難があるかをわかっているかのように巣作りをするとのこと。

    不思議な力を感じますね。

    働きバチの命は、1~3ヶ月と短いそうです。

    説明を聞いて、もう一度、巣箱を設置する場所を探しに行きました。

    最後に巣箱の設置に適していると考えた理由などをグループごとに発表し合いました。

    参加者の声

    • 生物の多様性について考えさせられた。
    • ミツバチの生態がよくわかった。
    • より理解できました。
    • ミツバチの減少が思っていたより大変なので、箱の設置に再チャレンジしようと思いました。
    • もう少し詳しく蜂の違いについて知りたかった。
    • 巣箱設置の参考になりました。ありがとうございます。
    • 自然保護の重要性には興味があります。
    • 最初に、一日の流れの説明をしてほしかった。話が長かったので初めの内容を忘れてしまった。
    • 良かったです。座学的なものもあっても良かったのではないでしょうか。

    次回は、ニホンミツバチと同じく受粉に関する「訪花昆虫」の住み家を提供する「ハチ宿」作りをします。

    第2回 11月26日(土)

    今回は、「ハチ宿」づくりです。

    まず、ニホンミツバチと森を守るための学習をしました。

    画像は「ハチ宿」です。
    細い竹を束にしたものです。
    臼に入れたりすると、ちょっとおしゃれでしょ。

    始めに、細い竹を一定の長さに切っていきます。

    ある程度数ができたら、束にします。
    その時、穴の開いている段ボールに、細い竹を通して集めると簡単に均一な太さの束ができます。

    しっかり縛ります。

    雨よけの屋根を付けたら完成です。
    これを野外に設置するといろいろなハチが卵を産みにやってきます。

    参加者の声

    • 環境問題に関係している理由がよくわかりました。
    • ありがとうございました。
    • ミツバチの生態や森を学ぶことができました。ハチ宿づくりなど貴重な体験もでき、楽しく、ミツバチがより好きになりました。
    • 身近なことに関心を持つようになりました。

    講座を終えて

    ニホンミツバチが森を守るために大切なことがよくわかりました。

    また、貴重な「ハチ宿」づくりの体験もできました。

    「ハチ宿」にやってくるハチは、日本には現在約60種類ほどいるそうです。

    身近なところから自然の生態系の維持や、環境保護についての勉強ができたのではないでしょうか。