こんな講座ありました(俳句で一句)
- 更新日:2022年10月7日
- ID:12487
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俳句で一句<柳生公民館:2022年5月24日(火)~7月5日(火)全5回>
この講座は、初心者のための5回連続講座です。
受講者の皆さんで楽しく俳句を学び、作句することにより俳句の魅力を体験し交流を図ることをめざして開催しました。
初めてでも、回数を重ねていくうちに、先生も驚くほどの成長ぶりで素晴らしい作品がいくつも出来上がりました。
講師に、小谷ますみ先生(京鹿子・月ヶ瀬句会会長)を招きました。
俳句は、有季定型の短い詩であり、五感を大切にし物事をしっかり捉えることの大切さや、季節の先取りがさまざまな喜びや新鮮な詩情を生むことなどを教わりました。
講座では句会を行い、次の流れで進められます。
事前に示された兼題について、作句します。
- 作句した句を短冊に書き提出します。(投句)
- 集められた短冊を裏返したまま混ぜ合わせ配ります。(清記)配られた句を各自で自分の清記用紙に写します。
- 自分の書いた清記用紙の中から良いと思う句を選びます。(選句)
- 選句用紙から披講者が句を読み上げられます。(披講)
自分の俳句が読み上げられると、名前を名乗ります。
少し恥ずかしいですが、嬉しいです。
その後、先生のアドバイスをいただきます。
大変勉強になります。
第3回(6月14日)は、句会を行いました。
柳生菖蒲園の菖蒲がとても美しい時期だったので、講座の後、吟行に行きました。
吟行とは、俳句を作るために景色の良いところや名所・旧跡に出かけていくことを言います。
美しい菖蒲を観ながら、みんなで楽しく会話を交わし、優雅で素敵な時間を過ごしました。
俳句は、季語と五・七・五(十七音)を主とした日本の定型詩です。
その俳句を、参加者の皆さんと一緒に菖蒲を観ながら考えていると楽しさが増します。
「袖すり合うも他生の縁」という諺がありますが、俳句が人と人を結び付けてくれているようにも思います。
そのような中で、素晴らしい俳句が参加者の中から生まれました。
「花菖蒲十七文字の絆かな」
素晴らしいですね。
第5回(7月5日)、最終回をむかえました。
講師の先生も褒めてくださるほどの上達ぶりでした。
出来た作品は11月に開催される文化祭で展示します。
好きな句を一句、短冊に清書しています。
どれをとっても素晴らしい句がいっぱいです。
文化祭で展示しますので、ぜひ見に来てください。
参加者の声
- 良かったです。続けられたらいいのですが・・・。
- 難しかったです。
- 初めて俳句講座に参加しました。とても参考になりました。
- 俳句の作り方を一から教えて頂き良かったです。文章がうまくなれると思いました。観察眼が養われると思いました。新聞の見方が変わりました。
新グループ「柳生句会」誕生!!
「俳句で一句」の最終回、受講者の方から「もう終わりですか?」との声が上がり、新しくグループが立ち上がることとなりました。
講座受講者の方からの希望で誕生した「柳生句会」です。
詳しくはこちら↓
https://manabunara.jp/0000011977.html
毎月1回第一火曜日の午前10時~12時まで活動しています。
「俳句で一句」で指導してくださった小谷ますみ先生も参加され指導してくださいます。
この柳生の地で、歴史と自然を感じ俳句を作ってみませんか。
皆さんの参加もお待ちしています。
興味のある方は柳生公民館までご連絡ください。
お問合せ
柳生公民館
住所: 〒630-1237 奈良市柳生町340番地
電話: 0742-94-0504
ファックス: 0742-94-0504
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