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あしあと

    こんな講座ありました(おやこでチャレンジ)

    • 更新日:2023年6月9日
    • ID:13336

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    おやこでチャレンジ<都祁公民館:2023年4月28日(金)~2024年1月20日(土)全5回>

    この講座は、この講座は、親子でさまざまな共通体験にチャレンジするなかで、親子相互・参加者相互の交流を図ることを目的に開催しています。

    2023年度の「おやこでチャレンジ」の計画は以下のとおりです。

    第1回:2023年4月28日(金)開講式・星空教室

    第2回:2023年7月23日(日)陶芸教室

    第3回:2023年9月16日(土)おもしろ工作

    第4回:2023年11月19日(日)バウムクーヘン作り

    第5回:2024年1月20日(土)蜜蝋キャンドル

    第1回:2023年4月28日(金)「星空教室」

    2023年度の最初のおやこでチャレンジは、星空教室からスタートです。

    市街地から離れ、「光害」の少ない都祁の地は星空が綺麗です。

    都祁の里では、以前の皆既月食の時、月が地球の影に隠れていくにつれて星の数が増え、肉眼で天の川が見えたほどでした。

    そして、また月が地球の影から出てくるにしたがって星の数は減っていきましたが、星空の神秘さを感じることができたひとときでした。

    今回も、矢野哲司さんと吉田精一さんに講師をお願いしました。
    夕方まで雲がいっぱいで不安でしたが、暗くなるにつれて雲がどんどん消えていきました。

    講座が始まるまでの時間、家族ごとにマットの上に寝転んで、双眼鏡で星空を覗く時間にしました。

    いよいよ講座の始まりです。
    星が見えてきました。

    望遠鏡を使って、月や火星・金星を観察しました。
    双眼鏡で見る月は、肉眼とは違った表情です。
    双眼鏡では丸く見えていた金星は、望遠鏡の高倍率で見ると月のように満ち欠けしていることがわかりました。

    火星の赤い色も見えました。

    更に「びっくりするほどの倍率で見る月」ということで、高倍率で見えた月のクレーターの影に歓声があがりました。

    双眼鏡や望遠鏡での観察の後、映像で今日観察した星をふりかえりました。

    丸い風船に地球や火星を投影しました。
    まるで、宇宙船から地球を眺めているような雰囲気になります。
    家族で宇宙旅行を楽しめるような日が来るといいですね。

    参加者の声

    • 月が綺麗で感動しました。
    • 星のことをもっと知りたいと思いました。
    • また来たいです。
    • ゆっくり星空を見上げて、いい時間でした。

    「星空教室」を終えて

    良い天気に恵まれて春の最高の星空を楽しんでいただけたかと思います。

    マットに寝転んで星空を見上げるという機会が減ったので、参加者の皆さんには楽しんでいただけたようです。

    これを機に、夏のペルセウス座流星群などの天体ショーは勿論、時間があるときは庭にマットを敷いて、ゆっくり親子で寝ころびながら星空を見上げるもよいのではないでしょうか。

    第2回:2023年7月23日(日)「陶芸教室」

    今年度も、都祁で陶芸活動をされている、稗田真理子先生の指導で陶芸教室を開催しました。

    コップや皿など、描いてきたイメージを横に置いて一心に作品を作る人。

    粘土をこねながら作品の構想を考える人。

    親子でいろいろ話をしながら作る人。

    さまざまな参加者がいらっしゃいました。

    初めての参加者もありましたので、作品ができるまでの流れと、作り方について説明がありました。

    板を使ったり、ろくろを使ったり、それぞれの完成イメージに合わせて用具を使い分けていきます。

    全体の説明が終わったら、さっそく粘土をこねます。

    先生は、各テーブルを巡回して丁寧に教えてくださいます。

    最初の作品には時間をかけていましたが、後半は時間を気にしつつも、作業に慣れてきたのか2作目からは早く仕上がっていました。今回参加できなかったお父さんの分を作っている家族もありました。

    お父さん安心してください。

    参加者の声

    • 粘土ははじめふにゃふにゃなので難しかったけど、丁寧に教えていただいて、上手にできて楽しかった。
    • 今回は自信作ができました。また来たいです。
    • 出来上がりが楽しみです。
    • ありがとうございました。

    「陶芸教室」を終えて

    はじめは不安そうな表情で作っている人もありましたが、先生のアドバイスを受けながら形に仕上がってくると、次第に笑顔に変わっていきました。

    この後、先生の工房で乾燥させた後、素焼きをし希望した色をつけて本焼きをしてくださいます。

    お盆明けぐらいには作品が公民館に届く予定です。

    どんな作品に仕上がっているか楽しみですね。

    稗田先生、ありがとうございました。

    仕上げの方もよろしくお願いします。

    第3回:2023年9月16日(土)「おもしろ工作」

    今回の工作は「キッズエジソン工房」の方々から教えてもらい。

    「トコトコ人形」を作りました。

    「トコトコ人形」は、斜面をトコトコとユーモラスに体を揺らしながら下りていく人形です。

    先ず、作り方について説明を受けました。
    部品を組み立てて、シールを張り付けるなどの簡単そうな作業ですが、結局、最後にうまく動くかどうかは作った後の「微調整」が大事なんだそうです。

    説明書は良く読まないといけませんね。

    各パーツを組み立てました。
    細かい作業です。

    先生がわからないところを上手に説明してくれます。

    親子で話をしながら作っていきます。
    うまく動くようにできるかな?

    完成したら、テスト走行です。
    コースは2つ用意されています。

    うまく走らないところは微調整。
    トライ→キャッチ・エラー→トライの繰り返しですね。

    納得の走りになったら、シールを貼って完成です。
    マジックで顔などを描いて、オリジナルのトコトコ人形が完成です。

    参加者の声

    • また作りたいです。
    • 難しいところがあったけど、先生に教えてもらって楽しかったです。また来たいです。
    • 親子で楽しかったです。
    • 子どもも喜んでいたので良かったです。
    • 子どもと楽しい時間を過ごせて良かったです。
    • 子どもの興味をそそる内容で良かったです。ありがとうございました。

    「おもしろ工作」を終えて

    細かいパーツを組み立てていく難しさはありましたが、親子で話をしながら作っていく楽しさがそこにはあったようです。

    難しいところや動きの微調整などは、「キッズエジソン工房」の先生がフォローしてくださったので、うまく完成さることができました。

    第4回:2023年11月19日(日)「バウムクーヘン作り」

    県立野外活動センターで、「バウムクーヘン作り」をしました。

    都祁小学校では、いつも4年生の授業参観で作っているとのことですが、できなかった年もあったようです。

    さて、今回の講座では美味しくできるでしょうか?

    それでは親子による共同作業の始まりです。

    ホットケーキミックスの粉と砂糖を混ぜ、牛乳を加えて「バウムクーヘンの素」を作ります。

    こちらでは、ドラム缶を半分に割って釜を作っています。
    そこに、たっぷりの炭を入れて点火です。

    ドラム缶製の窯の炭火がいこってきたら、竹の芯にバームクーヘンの素を少しずつかけて、ゆっくり焼きあげます。
    バームクーヘンの素が濃すぎるとなかなか焼けないし、薄すぎると液が滴り落ちてしまいます。
    さらに、塗るとき欲張って幅を広げすぎると材料が足りなくなって、薄いバウムクーヘンになるし、狭すぎると分厚くなってしまいます。
    初挑戦な方が多く、全てがワクワクドキドキだったのでは?

    「ちょうどいい」タイミングを探していきます。
    時間も材料の量も決まっているのでドキドキします。

    しばらくすると、こんがりきつね色の焼き色がついてきました。
    「こうやってバウムクーヘンができるんだ・・・。」
    どんな味になるのでしょうか?
    ワクワクしますね。

    全体が、こんがりきつね色になったら、また、上から塗り重ねます。
    何度もこの作業を繰り返すと、少しずつ分厚さが増してきて、竹の先にアメリカントドック(ちくわ?)のような形と色のバウムクーヘンのかたまりが出来上がってきます。

    さて本当に焼きあがっているのでしょうか?
    恐る恐る竹の芯を引き抜きます。
    切ってみましょう。

    こちらが断面。
    焦げ目が年輪のようになって、見た目はバウムクーヘンです・・・が、美味しいのでしょうか。

    通常は輪切りにして少しずつ食べますね。
    でも、「ワイルドに食べてみたいっ!」ということで・・・焼きたてアツアツを丸かじりにチャレンジ。
    さて、結果、味は?
    「とっても美味しかった♪」とのこと。

    参加者の声

    • バウムクーヘンがおいしかったです。
    • バウムクーヘンを作って楽しかったし、おもしろかったです。
    • アツアツがおいしかったです。
    • 主体的にできて良かったです。
    • 初めてバウムクーヘンを自分たちで作って、とても楽しかった。バーベキューをするときに試してみたいです。

    「バウムクーヘン作り」を終えて

    バウムクーヘンづくりは、都祁の学校では、何度かされていたようですが、都祁公民館で作るのは初めてでした。

    参加者に聞くと、新型コロナウイルスの影響で学校で中止になったそうで、親子さん達は、念願のバウムクーヘン作りができたと、喜んでくださいました。

    バウムクーヘンの作り方や、ワイルドな食べ方も含めて、楽しい体験を提供できた講座だと思っています。

    第5回:2024年1月20日(土)「蜜蝋キャンドル」

    東鳴川町で養蜂をされている東一(あずま はじむ)さん親子に来ていただいて、蜜蝋キャンドル作りにチャレンジしました。

    東さんから説明をいただきました。
    「ミツバチの蜜蝋を溶かして、型に入れ、冷やして固めて取り出すと素敵なキャンドルが出来上がり」と一言でいうと簡単ですが、どうやらそういうわけにはいかなさそうです。

    蜜蝋キャンドルの「型」を決めるくじ引きをしました。
    この型で完成するキャンドルの形状が決まります。
    いちおう型には完成するキャンドルのタイトルは書かれていますが、実際どんなものに仕上がるかは、完成してのお楽しみです。

    やかんで蜜蝋を溶かします。
    この蜜蝋を型に流し込みます。
    型は輪ゴムで固定して崩れしないようにしています。
    キャンドルですので、忘れないように燈心となる糸が必要です。

    蜜蝋が冷えて固まるまでの間、少し時間がかかります。

    この間に先生がミツバチに「変身」して、ミツバチや蜜蝋のことについて説明してくださいました。
    「変身」した先生を見て「かわいい♪」と子どもたち。
    大好評でした。

    パソコンを使っての、ミツバチクイズもありました。
    「ミツバチはいったいどれくらい前から地球上にいたか?」との問題。
    なんと、約1億5000万年も前から地球上にいたそうです。

    ミツバチの巣のことや、ミツバチの健康効果などについてのお話も。

    蜜蝋からは、キャンドルだけでなく、口紅やクレヨン、クリームやワックスも作れられているんですって。
    蜜蝋だけでなく、蜂蜜は、抗菌効果や保湿効果があるので、入浴剤や目薬としても使われるそうです。

    お話を聞いている間に、蜜蝋が冷えて固まってきました。
    輪ゴムや割りばしをそっと外して取り出すと・・・。

    型枠の中から、素敵な蜜蝋キャンドルが出てきました。

    続いて、質問コーナーです。
    早速、子どもたちから質問が!
    でも、子どもだけでなく保護者の皆さんからもたくさんの質問が。
    どうやら、大人も子どもも、気になっていたことがいっぱいあったようですね。

    最後に、東さんから参加者にスペシャルプレゼントがありました。
    袋の中には、蜜蝋と布と特製クリームが入っていました。

    「蜜蝋抗菌ラップ」の作り方の説明もありました。

    蜜蝋には抗菌作用があるんですって。

    ナイロンシートの上に蜜蝋を置き、布をかぶせます。
    その上から低温にしたアイロンを当てると、蜜蝋が溶けて布に染み込みます。

    蜜蝋を全体にのばし広げて、冷めたら、「蜜蝋抗菌ラップ」の完成です。
    家でも簡単に作れそうです。

    最後に、作った蜜蝋キャンドルを持って記念写真。
    素敵なキャンドルができたし、ミツバチの知りたかったこともいっぱい知れての楽しい講座でした。

    参加者の声

    • とても楽しかった。また来ます。
    • 楽しかったので、また、来年もあったらいいなと思いました。
    • バラのかわいいキャンドルができてよかった。蜜蝋クリームは、家に帰って作りたいです。
    • 蜜蝋キャンドルを作れたし、いろんなことも知れたし良かったです。
    • ミツバチが好きなので、いろいろ勉強できて良かったです。
    • 初めて作ったが、説明もわかりやすくて良かったです。
    • 子どもが作るのを見守っていたが、自分も作りたくなりました。

    「蜜蝋キャンドル」を終えて

    東さん親子の、ほのぼのとしたやりとりで、心地良く時間が過ぎていきました。

    親子対象講座ですが、保護者の方からたくさん質問が出ることはあまりありません。

    今回、説明がわかりやすかったことと、ミツバチへの関心度が高かったからでしょうか、保護者の方に新しい「?」が湧いてきたようで、質問がたくさん出てきました。