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あしあと

    こんな講座ありました(赤膚焼を作ろう!)

    • 更新日:2013年11月15日
    • ID:4615

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    赤膚焼を作ろう!<京西公民館:2013年10月31日(木)>

    この講座は、広く市民のみなさんに、奈良の伝統工芸が身近に息づいていることを知っていただくことを目的に開催しました。

    京西地域には、遠州七窯(えんしゅうなながま)のひとつとして全国的に有名な、「赤膚焼(あかはだやき)」の窯元があります。

    赤膚山元窯 古瀬堯三(ふるせぎょうぞう)さんは、8代目に引き継がれたところで、先代からの教えを守り、地元の人に愛され親しまれる赤膚焼の窯元でありたいと、公民館の講座に協力して、陶芸体験の指導をしてくださっています。

    講座内容としては、現地に集合し、窯元の作業場や登り窯などの施設見学と、手回しろくろを使った赤膚焼の手づくり体験をしました。

    短い時間ではありましたが、伝統工芸・赤膚焼の魅力や歴史について知る、充実したひとときとなりました。

    今回作った赤膚焼は、講座終了後に、窯元でじっくり乾燥させたのち、素焼、藁灰(わらばい、わらを燃やした灰の意)の釉薬をかけて本焼していただき、公民館で受講者のみなさんにお渡しする予定です。

    講座の様子

    登り窯の説明

    8代目古瀬堯三さんから、登り窯の説明を聞きました。
    大・中・小と3つの窯を、やきものの量や大きさで使い分けして、ずっと大切に守ってこられたそうです。
    これらの窯は、赤膚山の傾斜地をうまく利用して作られています。
    ※江戸後期の大型と、昭和初期の中型の2つは国の登録有形文化財。

    作陶風景

    お隣や向かいの方と会話もしつつ、夢中で手回しろくろに向かいます。2時間があっという間に過ぎていきます。

    作品が完成しました

    作品

    1月下旬になり、やっと作品が完成したとの連絡が窯元から入りました。
    受講者のみなさん、本当におまたせしました。

    わら灰の釉薬がかかって、美しく焼き上がりました。

    ご連絡をさしあげて、各々公民館まで受け取りに来ていただきました。

    参加者の声

    • 昨年に続けて参加しました。
    • またあれば参加したい。
    • なかなかできない体験をさせていただけて楽しかったです。
    • 奈良ならではの文化や芸術を学べる機会があれば(今後)参加したいです。
    • 作ったものを使えるのを楽しみにしています!