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あしあと

    館長が語る(月ヶ瀬公民館)

    • 更新日:2025年1月25日
    • ID:14388

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    月ヶ瀬公民館 館長 藤田 美佳(ふじた みか)

    2024年(令和6年)4月から再び月ヶ瀬公民館長を務めている藤田美佳です。

    異動により、地区外から月ヶ瀬を見る機会を頂いたことによって、市内の他の公民館利用者の方々が、月ヶ瀬の歴史や文化、また月ヶ瀬公民館の主催講座、東部5館で連携している「プチ田舎暮らし」講座に関心を持ってくださっていることを聴くことができました。

    今年度から再び月ヶ瀬公民館に戻り、館長の任を担いますので、地域からの視点と地域外からの視点を統合した魅力的な講座で、月ヶ瀬の良さを発信していきたいと思っています。

    この「館長が語る」では、私自身が月ヶ瀬に暮らし、地域の方々と交流している様子と公民館での講座の様子の一端をご紹介したいと思います。

    観光資源である「梅」と「お茶」の魅力を発信!

    月ヶ瀬橋を臨む

    尾山天神社より月ヶ瀬橋を臨む。

    蝋梅

    蝋梅(ろうばい)。

    地域をあげての観光行事「月ヶ瀬梅渓梅まつり」(今年度は、2025年2月9日(日)~3月23日(日))期間には、公民館ロビーで、自主グループ「月ヶ瀬写真部」の協力による「月ヶ瀬写真展」を開催しています。

    私自身も自主グループに参加し、月ヶ瀬の四季の風景を撮影することを楽しんでいます!

    (上掲の梅の写真は、小職が撮影したものです。)

    2月の梅まつり期間に観梅でに訪れる方は、ぜひ公民館ロビーでの写真展にもお立ち寄りください。

    ※「月ヶ瀬写真展」の開催については、奈良市生涯学習財団ウエブサイト「学ぶなら」に掲載し、案内します。

    月ヶ瀬写真展

    写真展ロビー

    月ヶ瀬写真展の様子。

    写真展

    自主グループ「月ヶ瀬写真部」のカメラマンの児童生徒たちは、個性的で魅力的な写真を出展しています。

    梅を活用した講座~プチ田舎暮らし・月ヶ瀬

    月ヶ瀬は、「梅」と「お茶」で知られている地域です。そのため、主催事業では、地域の方々の協力を得ながら、観光資源である「梅」と「月ヶ瀬茶」を活かし、月ヶ瀬の魅力を発信する取り組みをしています。

    毎年恒例の梅干し作り講座は、地区内の梅畑で、自ら梅を採取し、漬け方を学ぶ講座で、人気があり、定員の3倍程度の申し込みがあります。

    梅の実とり

    梅畑で梅の実採りの様子。

    梅干し講座参加者

    2024年度プチ田舎暮らし・月ヶ瀬 ―梅干し―の講座参加者の方々と。

    2023年度には、小職が、韓国での経験をもとに、日韓の梅文化についての講話と、韓国の梅の漬物「メシルチャンアチ」を仕込む講座をしました。昨年度は、飛鳥公民館の館長を務めていたため、講師として月ヶ瀬公民館に来ました。

    メシルチャンアチの講師

    日韓の梅文化についての講話と、韓国の梅の漬物「メシルチャンアチ」づくりの指導をしました。

    講座の様子

    メシルチャンアチづくりの様子。

    図書室

    当館には、一般書約6,500冊、児童書約4,300冊の蔵書がある図書室があります。

    月ヶ瀬の歴史や文化にまつわる蔵書はもちろん、梅の効能や保存食づくりなどの書籍も多数そろえています。

    今年度は、夜の図書室と題して、(1)夏休み前の修業式の日の夜に怖いお話を読んだり、聴き合ったりする内容を、(2)12月からは成人を対象とした読書会を毎月開催しています。

    夜の図書室こども講座

    夜の図書室・ちょっぴり怖い絵本を読もうの様子。

    夜の図書室での語り合い

    夜の図書室・気になる本を見つけようの様子。

    月ヶ瀬文庫

    講座の様子:図書室内の蔵書から、読みたい本や紹介したい本を探しています。

    「いつでも・どこでも・だれでも」生涯学習の楽しさを!

    月ヶ瀬公民館では、梅とお茶をはじめとした月ヶ瀬の魅力を、講座を通じて発信することで、(1)受講者の方々には月ヶ瀬の魅力に触れていただき、また(2)地域の方々には、講師を務めていただくことで新たな交流や気づきのきっかけとなるよう、講座に参加し関わる人々の生涯学習を充実させていく取り組みを継続していきます。

    多様な方々が、公民館に足を運んでくださって「生涯学習の楽しさ」を実感していただけるよう、職員一同、創意工夫を凝らして、みなさまをお迎えしたいと思っています。

    月ヶ瀬文化祭での司会

    2024年度の月ヶ瀬文化祭での司会の様子。

    【2025年1月】