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あしあと

    館長が語る(南部公民館)

    • 更新日:2025年10月19日
    • ID:15545

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    南部公民館館長 中嶋 さとみ(なかじま さとみ)

     みなさま こんにちは!

     南部公民館の中嶋さとみです。

     あれよあれよと言う間に、長い夏が過ぎ、10月になって、ようやく朝夕はエアコンをつけずに過ごせるようになりました。ご挨拶が遅くなり申し訳ありません。

     今年の3月までは三笠公民館でお世話になっておりました。この度、奈良市の一番南に位置し、地区公民館としては一番最初に建てられた南部公民館の配属となりました。

     マンションや商業施設が立ち並ぶ賑やかな環境から一転、ちょっと通勤は大変なのですが、車窓から見える田園風景に癒されながらバス通勤を楽しんでいます。今は金色に光る稲穂がこうべを垂れて日々変わる風景が目にまぶしいくらいです。

     わたくしと同時に職員の伊藤も異動してきたため、二人して戸惑うことが多く、てんやわんやで利用者の皆さんには大変ご迷惑をおかけしておりますが、少しずつ慣れ馴染んでまいりますので、長い目で見ていただきますよう、よろしくお願いいたします。

     

     南部公民館は今年で開館55年、当館で地域の皆さんをお迎えしていると、南部地域の住民の方々に愛され続けている公民館なのだと日々実感します。

     例えば、正面玄関横の花壇に朝から水やりをしてくださるお向かいさん、「花がないと公民館がさみしいから」と定期的にお花を生けにきてくださる地域団体の会長さん、ご自身で育てられた鉢花をバイクに乗せて持ってきてくださるラジオ体操の常連さん、皆さん南部公民館のことを大切に思ってくださっている方々です。


     南部公民館のエントランスホールは、地域の皆さんの憩いの場となっていて、楽しそうな声が聞こえてきます。ここには貸出し図書(絵本も含めて)を配置していますので、学校帰りの小学生は自習をしたり、本を読んだり、またお友達との待ち合わせに利用したり活用してくれています。
    また当館の絵本を目当てに来てくださる親子や、定期的に本を借りるのを楽しみにしておられる地域の方が多く来てくださいます。
     南部公民館は図書室の活用や読書推進を図る事業に長年取り組んでいますので、図書ボランティアの「みなくる」の皆さんは、公民館の図書室を利用しやすくするために、事業の協力や図書の整備に携わっていただいています。地域の力を強く感じます。

     南部公民館はJR帯解駅から北東へ徒歩約5分、帯解小学校正門のすぐ南側の住宅地の中にあります。着任した当初は土地勘がないので、道を覚えるために周辺をぐるぐる歩きまわっていました。近くの帯解寺へは、今年9月27日に「奈良ひとまち大学」の授業で、本堂の中まで入らせていただきました。ご本尊の「帯解子安地蔵菩薩」を拝顔することができ、こちらに着任してから感動したことの一つとなりました。

     また地域の小学校や地域ふれあい会館等の場所を先ずは覚えようと、住宅地図を持って車で走りまわっておりました。というのも、南部公民館が対象とする都南中学校区は、かなり広域にわたっています。東は精華地区、西は辰市地区、その間に明治地区や東市地区、そして公民館がある帯解地区と、とても広い区域です。

     南部公民館では、約2~3か月に1度のペースで「南部公民館だより」を発行しており、これら5つの地域の皆さまにタイムリーに手に取っていただきたいと思っています。今後とも各自治会の皆さま方の手をお借りしながら、南部公民館を知っていただけるよう努めてまいりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。


     今後の南部公民館事業の予定は、

     11月、南部公民館と「山の辺の道『奈良道』を守る会」との共催事業「山の辺の道『奈良道』で学ぶ」は、山の辺の道「奈良道」に残る万葉歌碑を読み解く講演会を開催します。万葉歌碑を読み解くだけでなく、その歴史背景や揮毫者との関係などにも触れてお話してくださる予定ですので、ぜひお申込みください。(以下のURLからお申込みいただけます)

    https://manabunara.jp/0000015381.html

     来年1月には「帯解地域の城めぐり(仮)」と題して、中世の戦国時代の城について学ぶ講座を予定しています。現地学習もありますので、お楽しみに・・・。さらに3月には2年に一度の「南部公民館まつり」を開催します。年度の後半も主催講座が目白押しですので今後の南部公民館の事業にご期待ください。

      まだまだ不慣れで、行き届かないこともありますが、職員3名・管理人2名、力をあわせて務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


    きれいなカサブランカと七夕かざりとともに
    左から 伊藤  中嶋  貴田  です。
    どうぞよろしくお願いします。

    [2025年10月]