こんな講座ありました（図書ボランティア養成講座）

奈良市の図書館事業にもご尽力いただいている川上博幸さんから、特に子どもの読書の現状や子どもと本を結びつける活動の実践について分かりやすくご講義いただきました。

図書館・公民館・学校などでご活躍の奈良おはなしの会さんからおふたりお越しいただき、読書の楽しさを伝える方法として、絵本の読み聞かせや素話などをしていただきました。
大人にとっても、おはなしを聞くことはとても心地の良いものでした。

奈良市立中央図書館長さんによる、エプロンシアター「おおきなかぶ」。
他に、ブックトークや手作りの小道具を使ったお話もしていただきました。

「ここは図書が整理されていなく、ただ並んでいるだけで読みたいとは思わない。」
「どんな図書室にしていくのか、目的を考えないといけない。」など、いろいろな意見が出ました。

みんなで話し合ったことを、模造紙にまとめてみました。
ちょうど、9月から移動図書館バスが南部公民館の駐車場に巡回することになり、図書室だけではなく移動図書館のことも含めて考えました。

はじめは、図書室の本の整理から始まり、今は朝の読書活動で読み聞かせを行ったり、図書室だよりの発行など、活動の幅を広げて6年目だそうです。
ご自身の子どもが小学校を卒業しても続けておられることに、とても感心しました。

早速、公民館の図書を何冊か修理してみました。
やり始めると、止みつきに！

まず1回目は、大人の本と絵本・児童書とに分けることから始めました。
そして、時代に合わない本や修理に耐えない本を処分するなどの整理を行いました。
本棚や本のほこりを掃い、大きさや出版社別に並べただけでも、ずいぶん見え方が違ってきました。

2回目は、主に大人の本の整理をしました。
「懐かしのコーナー」をつくってみると、だんだん図書室が輝いてくるようでした。

移動図書館の様子

これからも、南部公民館の図書室や移動図書館を通じて、本と人とがつながっていきますように！