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あしあと

    館長が語る(田原公民館)

    • 更新日:2019年6月2日
    • ID:9772

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    田原公民館館長 泉森 由貴(いずもり よしたか)

    田原公民館館長の泉森由貴(いずもりよしたか)です。

    着任して6年目を迎えます。

    岩石谷の緑を愛でながらクルマを走らせ、四季に触れられる毎日をありがたく感じています。

    田原公民館 外観

    公民館のある田原の里は、かつての添上郡田原村と東山村の一部で形成され、奈良時代より受け継がれる伝統や習俗を大切にする地域です。

    田原街道・東山街道と呼ばれる県道80号線が東西に走り、そこをすり鉢の底として周りを山々に守られる、そんな地形が特徴です。

    山々からは稜線伝いに風が吹き下ろし、緑の木々をくぐり抜けた酸素濃度の濃い空気が爽やかな感覚を作り出します。

    ここを初めて訪れた方は、そんな自然と空気に居心地良く懐かしさを覚え、その魅力にひきこまれてしまうのでしょう。

    田原公民館の講座にリピーターが多いのは、そんな背景をもっています。

    初夏

    絶景の田原

    さて、この田原地区には「田原やま里博物館」として公開されている個人の農園・工房、文化財が点在します。

    これは、地域の博物館として、奈良市観光戦略課が指定しているもので、田原地区在住の才ある方の仕事場を一般に公開しているものです。

    現在17館あります。

    田原公民館は、活動のなかでこの博物館館長と協同することが多く、伝統的な技を市民に伝える講座を実施してきました。


    また3年前から、奈良市観光振興課(現:観光戦略課)と田原やま里博物館全館、田原公民館の共催事業「田原やま里博物館☆夏休み体験フェスタ」を実施しております。

    夏休みの家族向けに開催し、田原地区の魅力や伝統文化を体験していただく機会として、毎年来場者を増やしています(2018年度は2日間で1,500人)。

    これに伴い、8月に開催される第59回社会教育研究全国集会(奈良集会)の博物館分科会では、全国から田原に実際にお越しいただき、田原を肌で感じていただきたく、準備を進めています。


    「田原に来ると、元気になれる」

    ここに来られる皆さんにそう思っていただけるよう、たくさんの方の学びを応援できればと思っています。

    今年度も田原の里でお待ちしております。

    御田まつりの様子
    右下:田原公民館館長 泉森 由貴

    [2019年6月]