館長が語る（平城東公民館）

平城東公民館は、奈良市の北部に広がる「平城・相楽ニュータウン」の中にあります。

2022(令和4）年にまちびらき50周年を迎え、改めて街の愛称が「高の原」と決まりました。

平城東公民館は「高の原」のまちびらきより少し遅く1990（平成2）年に竣工され、今年で35年目を迎えます。

朱雀こども園のとなりにあり、公民館の駐車場が送迎用の駐車場にもなっているため、朝から園児の元気な声が響く公民館です。

公民館に入ると、左側に談話コーナー「いこい」があります。

ガラス窓に囲まれた明るい空間で、中学生が自習をしたり、来館者がおしゃべりをしたり、打ち合わせをしたりとみなさん自由に過ごしてくださっています。

ここ数年は、「いこい」のレイアウトを毎年変えていましたが、今年は「図書室」の本を整理し、本棚のレイアウトなどを変えてみましたので、机のレイアウトを変える自由度があがったと思います。

図書室は「いこい」よりも小さな空間なので、冷暖房が効きやすいという利点もあります。

こちらもお部屋の利用がないときは、自習や読書などに開放していますので、利用の際には職員にお声がけくださいね。

平城東公民館には、朱雀・左京・佐保台在住のメンバーと公民館職員が、地域活性化と未来を考えるSSS（スリーエス）プロジェクトチームがあります。各地域の頭文字をとって名付けました。

地域のみなさんが、この街について、住んでいる人について知ることで、もっともっとこの街を好きになってほしいと願って活動しています。

一昨年に、平城東中学校区の地域の「おたから」を集めた世界にひとつしかない「おたから・カード・ゲーム」通称「お・か・げ」を作成し、毎年中学校で授業をしています。

昨年度は、主催講座「チャレンジ『ハーモニカを楽しもう！』」を開催しました。

講座終了後、新しい自主グループ「フロイデハーモニカクラブ」ができました。

初心者の方ばかりです。興味のある方は公民館までお問合せください。

公民館はだれでも、いつでも、さまざまな学習活動をするため、自由に、気軽に利用できる社会教育施設です。

気になることをやってみたい、仲間と好きなことで集いたいなどいろんな形で利用できます。

みなさんのご来館をお待ちしています。

[2025年6月]