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こんな講座ありました(探検!奈良の世界遺産~元興寺編~)

[2019年6月25日]

ID:9369

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探険!奈良の世界遺産<平城公民館:2018年9月21日(金)~11月16日(金)全3回>

2018年は、「古都奈良の文化財」が世界遺産として登録されて20年目を迎えました。

そこで今回は、ならまちの中に位置する「元興寺」の歴史やその周辺の文化財について学びました。

3回連続の講座を行い、元興寺文化財研究所の狭川真一先生からご指導いただきました。

第1回:9月21日(金)「元興寺再生-中世元興寺を考えるー」

平城遷都に伴って飛鳥から移転された元興寺は、ちょうど1300年目を迎えるそうです。

探険!奈良の世界遺産

当時は大きな境内を有していた元興寺も、他の寺と同じように平安遷都とともに衰退していったこと、また中世以降は庶民の寺として親しまれていたこと、明治の廃仏毀釈の波を受けて大きく変容したことなどをお話しいただきました。

第2回: 10月19日(金)「元興寺旧境内にできた社寺」

広大な境内を有していた元興寺も、時代の流れの中で衰退していきます。

しかし、旧境内には社寺ができ、元興寺の仏像が社寺に移され、庶民の信仰の対象となっていきます。

探険!奈良の世界遺産

また、ならまちの中には多くの神社が存在します。
奈良時代の後期に政略によって排除されていった人々の怨念を鎮めるために祭られた神社、それはやがて人々の信仰に繋がっていくというお話をいただきました。

第3回:11月16日(金)ならまちの現地学習

興福寺南大門に集合し、狭川先生の楽しい解説を聞きながらのスタート。

まず、鳥居に背を向けている采女神社、率川の石仏を見学。

ここから旧境内へと入っていきます。

南市の恵比寿神社、餅飯殿弁財天、鎮宅霊符神社へ。

ここは元四条大路とか、焼失した元興寺の塔跡で当時の大きさを想像しました。

探険!奈良の世界遺産

御霊神社では、邪気の力で邪気を祓うというお話を聞きました。
徳融寺では、子安観音や美しい地蔵観音を拝観させていただきました。

参加者の声

  • 講座のあと現地で丁寧に説明していただき、とてもわかりやすかったです。(50歳代)
  • 公民館だけでなく、現地で学べるのがとても良いです。(50歳代)
  • 詳しいことが聞けてありがたかった。(60歳代)
  • 楽しい時間をいただき、豊かさをいただきました。(70歳代)
  • 今後も参加したい。
  • また開いてほしい。

講座を終えて

2015年に始まった本講座も、今回が4回目となりました。

奈良時代には広大な境内を有し、大きな勢力をもっていた元興寺。

その元興寺も、時代の流れの中で変容していきます。

しかし、庶民の信仰によって守られてきたこと、また仏像なども旧境内の寺社に移されて信仰されてきたことから、奈良の文化財はまさに庶民によって受け継がれてきたということを改めて知る事ができたと思っています。

参加いただいたみなさんが熱心に学習されている姿を見て、身が引き締まる思いでした。

2019年度も開講できればと思っております。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。


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