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こんな講座ありました(東洋古美術の鑑賞力を究める)

[2018年6月19日]

ID:8860

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東洋古美術の鑑賞力を究める<平城東公民館:2018年5月10日(木)~10月11日(木)全5回>

この講座は、大和文華館の東洋の古美術作品を実際に「みる」ことを通じて、生の作品から感動を受け、日本と東洋の素晴らしい美術品について学び、「世界の中の日本、日本の中の世界」を感じるきっかけとすることを目的に開催しています。

第1回:5月10日(木)平常展:尾形光琳筆「中村内蔵助像」と人物表現の魅力

今回は、「尾形光琳(おがたこうりん)筆『中村内蔵助(なかむらくらのすけ)像』と人物表現の魅力(別ウインドウで開く)」を鑑賞しに行きました。

前半の30分間は、講堂で学芸員の講義。

その後、およそ1時間、学芸員の案内とともに作品を味わいました。

講堂での講義。
今回の担当は、おなじみの宮崎もも学芸部係長。
専門は江戸絵画。
主な著書は『酒井抱一 江戸情緒の精華』(大和文華館2014年)
定評のある明解なプレゼンテーションが、この後の展示室での作品との出あいへの期待感を高めてくれます。

学芸員から、個々の作品の詳細をたっぷりと聞かせていただきました。

深い研究に裏打ちされた話に、興味は尽きません。

学芸員のお話は、作品の裏をも紐解いて、私たちを楽しませてくれます。

これも、この講座が長く続いている魅力のひとつです。

お話を聞いた後は、作品の鑑賞です。

メインの「中村内蔵助像」は、内蔵助の堂々とした佇まいもさることながら、着物の描写や手に持つ巻物の繊細さが印象的でした。

また、2017年の当講座の第1回で出会った国宝「松浦屏風」は、相変わらずの華やかさを放っていました。

ほっこりした気持ちにさせられたのが、「伊勢物語図色紙 伝俵屋宗達筆 六段 芥川」。

背負っているお姫様を振り返り見る「ある男」の表情でした。

歌は、「白玉か何ぞと人の問ひしとき 露と答へて消えなましものを」(在原業平)です。

次回の「こんな講座ありました」もお楽しみに!


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