こんな講座ありました(HAPPY!こども体験day☆陶芸☆)
- 更新日:2018年10月10日
- ID:9055
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HAPPY!こども体験day☆陶芸☆<生涯学習センター:2018年8月2日(木)>
「HAPPY!こども体験day」は、生涯学習センターで活動している自主グループに講師をお願いし、小学生の皆さんに生涯学習・公民館を知ってもらうきっかけになることを目的に開催しています。
今回は、自主グループ「あしび陶芸クラブ」の方々にご協力いただき、小学3~6年生14人が参加しました。
陶芸は大人気で、毎年多くの子どもの申込があります。
今回は、「オリジナルのお皿づくり」を体験しました。
最初に、陶芸について先生から説明があり、続いてクイズが出題されました。
「陶芸」って、何だ?
ヒントは「〇〇〇を〇〇」コトです。
答えは「粘土を焼く」でした。
次のクイズは、「粘土を焼いて作るものを4文字でいうと何と言うでしょう?」
答えは「やきもの」だったのですが・・・子どもたちからは「せともの」という答えが出ました。
「せともの」も正解ですネ♪
「せともの」は愛知県の瀬戸で作られた焼き物を指すそうです。
ちなみに北九州のあたりで作られるものは「からつもの」というそうですよ。
陶芸について学んだ後は、実際に粘土を使って皿を作ります。
先生から皿の成型方法を教えてもらいました。
これは、粘土の塊の横に細長い板を並べて綿棒で伸ばしている様子です。
この時、皿の形を丸にするのか四角にするのか決めます。
粘土の下にある布をくるくる回しながら、形を整えていきます。
まるでクッキーを作っているようでした。
丁寧に成型します。
成型の注意事項を自主グループの方に聞いて、黙々と作業中です。
成型の際に土の中に空気が入ってしまうと、素焼きなどの際に作品に亀裂が入る可能性があるということです。
濡れたタオルを使って、ひび割れなどを丁寧に直していきます。
成型ができると、貝殻や段ボール、スプーンなど、身近にあるものを使ってお皿に飾りを付けていきます。
クッキー型なども使いました。
下まで押し付けてしまわないように注意しながらの飾り付けです。
模様を付け終わると、ふちを持ち上げてお皿の形にしていきます。
スプーンを使ってお花を描いた子もいました。
虹を描いたり、細かい線をたくさん描いたり、個性的な作品ができました。
できたばかりの粘土は軟らかいので、乾燥させてから窯に入れます。
丸や四角だけでなく三角形の皿もありました。
三角形の皿を作った子は、「三角形のお皿にピザを入れる!」と言っていました。
「家に小皿がない」と言って、小皿を作った子もいました。
まず700度くらいの温度で「素焼き」をします。
この時にはまだ色はついていません。
中の水分がなくなり、粘土が固くなっています。
「素焼き」が済むと、次は色を付けるために釉薬を付けます。
今回は焼き上がると、薄い青色・ピンク・黄色・緑色になります。
釉薬の色と焼き上がりの色が違うので、どんな感じになるのか楽しみです。
また、黄色の釉薬は焼き上がると砂のようなザラザラっとした手触りになるそうですよ。
釉薬が乾いたら、次は「本焼き」です。
「本焼き」は1400度の温度で焼きます。
窯の温度が冷めてから取り出してみると、色とりどりのオリジナルのお皿ができていました。
上の写真と比べてみると、つややかな輝きを放っているのが判ります。
講座終了後、参加者からは・・・
- 先生たちがやさしく教えてくださって楽しかったです。丁寧にしてできたので大事にしたいと思います。(小学4年生・女児)
- 陶芸は初めてではなかったけど、本格的にできて良かった。(小学4年生)
- いろいろな型で模様をつけるのが楽しかった。できあがるのが楽しみです。(小学5年生・女児)
- 陶芸の言葉や作り方を知れて良かったし、楽しかった。(小学3年生・女児)
- 先生がたくさん教えてくれたり、手伝ってくれてうれしかった。(小学3年生・女児)
他の参加者からも「楽しかった」「またやりたい」等といった感想が多くみられました。
日ごろ体験できないことができて楽しかったと同時に、陶芸についてたくさん学べる1日でした。
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