もしもの時の体験講座~避難所ってどんなとこ?~
- 更新日:2016年5月31日
- ID:834
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もしもの時の体験講座~避難所ってどんなとこ?~ <生涯学習センター:平成19年9月8日(土)・9日(日)>
平成19年9月8日(土)・9日(日)に生涯学習センターで「もしもの時の体験講座~避難所ってどんなとこ?~」が開催されました。この防災講座は、生涯学習センターが地震災害時の地域の拠点となるため、実際に避難される市民の方々に展示や体験を通じて避難所としての機能を少しでも知ってもらおうと企画したものです。
1階ギャラリーでは各種協賛企業による災害時の飲料水自販機やトイレ、非常食などといった災害グッズ等の展示、また災害時伝言ダイヤル体験も行われました。
避難所生活で気になることの一つ、トイレ。さまざまなタイプのトイレが集結しました!新潟県中越沖地震と同じようにセッティングして参加者に使ってもらいました。気になるにおいなどもなく、清潔に使えることを実体験してもらいました。
災害時に大切な家族や友人と連絡をとりたい(無事であることを知らせる)ときに役立つのは「171」。当日は大きな携帯電話も登場し、携帯電話での連絡の取り方も実践できました。
交流サロンでは非常食の試食や炊き出し体験が行われました。最近の非常食は、バリエーション豊かで、味もおいしく手軽に食べることができます。小さなお子さんや年配の方向けのものもあり、食生活のバリアフリーも進んでいます。非常持ち出し袋や非常食など、家庭や会社などへの設置の必要性も再確認できました。
豚汁の炊き出し
非常食の試食
9月8日(土)13:30~15:30 基調講演「大震災に備える~神戸からの教訓~“阪神・淡路大震災ボランティア奮戦記から・・・(抜粋)”」
講師:岡 二郎さん(株式会社シースカイ代表取締役、元海上自衛隊 二等海佐)
震災当時、神戸市立長田小学校で地震発生後4日後から約3週間、避難所のボランティアリーダーとして活躍された経験から、数々の問題を克服するために実行した作戦などお話いただきました。万が一の際のマニュアル作りに役立つような内容を具体的に教えていただき、参加した方々は熱心に耳を傾けていました。
生涯学習センター駐車場では、二日間、企業の協力を得て災害時用入浴設備の体験をしていただきました。避難時にこんなに大きなお風呂に入ることができたら、少しでも快適に過ごせるのではないでしょうか。
参加者からいただいた声より
- 講演会は経験者の言葉として具体的で良かった。予想もできない苦労を乗り越えた方の話が良かった。(70歳代 男性)
- 非常食がこんなにおいしいとは思わなかった。家庭での防災対策を考え直す良い機会となりました。(30歳代 女性)
- 奈良は防災意識が低いように思う。折にふれ機会を作り、展示会も開催してほしい。(50歳代 女性)
- 防災対策はあまりしていませんが、災害用トイレの現物をみて大変参考になりました。(70歳代 男性)
この講座では二日間にわたって各方面に多大なご協力をいただきました。
協賛企業
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西 奈良支店
光陽ビジネスサービス株式会社
(五十音順)
協力
奈良市危機管理課
奈良市防災センター
日本赤十字社 奈良県支部
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
(五十音順)
お問合せ
生涯学習センター
住所: 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地
電話: 0742-26-8811
ファックス: 0742-26-8813
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