日本の文化『書』楽しむ
- 更新日:2011年9月29日
- ID:874
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平成19年度 文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業 日本の文化『書』を楽しむ <生涯学習センター:平成20年2月2・16日、3月1・15日(土) 全4回>
講師
奈良教育大学 教授
福光 佐今 先生、吉川 美恵子 先生
奈良教育大学 准教授
豊田 宗児 先生
奈良教育大学 書道専攻学生のみなさん
第1回:平成20年2月2日(土)
第1回目の講座が始まりました。奈良教育大学の書道専攻学生のみなさんが先生となって、約40人の子どもたちに個別に指導していただきました。お手本も1人一枚ずつ子どもたちの名前入りのものが配られました。
墨や筆に初めて触れる子どもたちも多く、まずはじめに教育大の学生のみなさんとおしゃべりをしながら、緊張をほぐしていきます。気分が落ち着いたところでお習字に挑戦です。
筆の持ち方や墨のすり方など、慣れない中でも子どもたちは一生懸命、「ならふで」「あをによし」など奈良にまつわる文字を練習しました。
第2回:平成20年2月16日(土)
少しずつ筆の扱いに慣れてきた子どもたち。先生たちに朱墨で直してもらったり、花丸をもらったり・・・。
次回はいよいよ掛け軸にするための清書です。今日が本番のつもりで、心を込めて書きました!
「1回目に書いたときよりもずいぶんうまくなったなぁ!」
第3回:平成20年3月1日(土)
今日はいよいよ清書です。今日書いた作品の中で一番よくできたものが掛け軸になります!子どもたちも少し緊張した様子で、書き始めました。
先生たちの指導を受けながら、書くたびに良い作品に変化していきます。
この日に何枚か書いた作品の中から、先生たちとどの作品を掛け軸にするか、一生懸命考えて提出しました。
子どもたちが選んだ作品は、この日の午後、掛け軸にするためにすぐに専門業者さんの所へ運ばれていきました。
どんな作品になるのかとても楽しみです!!!
あと少し!
「どっちがいいかな?」
「もうちょっと良くするには…」
第4回:平成20年3月15日(土)
「日本の文化『書』を楽しむ」もあっという間に最終回です。
今日は「お皿に文字を書いてみよう!」ということで、オリジナルの飾り皿を完成させます。
丸皿と角皿の2種類からお皿の形をきめ、文字の見本の中から書きたい文字を選びました。そしてお皿の大きさに合わせて切った紙に練習します。
いよいよお皿に書くときがやってきました!
失敗できない、1回限りのチャンスです。
半紙とは違うお皿の質感に戸惑う子どもたちでしたが、すてきな作品がそろいました。
完成した掛け軸とお皿。みんな大切にしてくださいね。そしてこれからも墨と筆で文字を書く機会をぜひ作ってください!
お問合せ
生涯学習センター
住所: 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地
電話: 0742-26-8811
ファックス: 0742-26-8813
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