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あしあと

    こんな講座ありました(初めての竹炭づくり!)

    • 更新日:2013年3月24日
    • ID:3858

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    初めての竹炭づくり! <柳生公民館:2012年2月9日(土)・16日(土) 全2回>

    近年、地区内でも竹が増え続けており、ほかの木への影響が顕著です。

    この講座は、そんな竹を利用し、消臭・湿気取り・水質浄化などいろいろな効用のある竹炭づくりを、自らの手で行うことを目的に開催しました。

    竹炭は風水効果も望め、部屋の中にあるマイナスの気を吸収して浄化してくれる効果があるそうです。

    第1回目 2月9日(土)

    窯入れの準備

    窯入れの準備です。
    まずは、炭の材料となる竹を約30cmぐらいに切ったものを準備します。
    それ以外にも、参加された皆さんが準備された「ひょうたん」「ヒマラヤ杉の松ぼっくり」「どんぐり」「バナナ」などを一斗缶に詰めます。
    「バナナ」に「ひょうたん」、いったいどんな風に焼きあがるのでしょう?とても楽しみです。

    窯の入口

    炭窯の入口です。
    炭窯の口は狭いので腰をかがめて入っていきます。

    窯の中

    炭窯の内部です。
    この中は人が立って動けるぐらいの広さがあります。
    炭窯の奥からクヌギの木を立てていきます(クヌギも炭として使えます)。
    その後1mぐらいに切った竹を隙間なく詰めていきます。
    炭窯の入口のほうに、先ほどの一斗缶も積み上げていきます。

    窯の口

    炭窯に、竹・クヌギ・一斗缶を詰めたら、いよいよ点火です。
    炭窯の口から、シバそしてマキへと火をつけて燃やしていきます。

    窯の煙突から上がる煙

    炭窯の中に火が入りました!
    うしろの煙突からモクモクと煙が上がっています。
    でも、まだまだシバやマキを足して燃やしていきます。
    1時間や2時間で完全に火はつきません。
    完全に火がつくには、約1日ぐらいかかるそうです。
    火がついたら、その後、炭窯に蓋をして、ふたの上に12cm×4cmぐらいの穴を開けておきます。
    2日ぐらいすると煙が出なくなるので入口と穴を密閉します。
    炭が焼き上がるころには、煙は透明な青色に変わっていき、その後、出なくなります。

    第2回目 2月16日(土)

    焼きあがった竹炭

    あれから1週間が経ちました・・・。
    煙が出なくなったので、炭窯の中に入ります。
    炭は焼き上がっているでしょうか?
    ・・・炭窯の中で焼き上がった竹炭があります。
    1mくらいに切って入れた竹が、5分の4ぐらいの大きさになっています。

    一斗缶に入れた竹筒

    一斗缶に入れいておいた竹筒も小さくなってしまいました。
    「玄関に置いたり、花瓶にしてもいいね。」と受講生の方々の会話が聞こえていました。

    ヒマラヤ杉の松ぼっくり

    これは何でしょう?
    「ヒマラヤ杉の松ぼっくり」の炭です。
    きれいに焼き上がってバラの花のようです。
    「こんなにきれいに焼き上がるなんて」とみなさん感嘆の声を上げていらっしゃいました。

    バナナやひょうたん

    写真の真ん中にあるのが「バナナ」の炭です。
    とても小さくなっていましたが、きれいに焼き上がりました。
    写真の右側にあるのが「ひょうたん」です。
    小さくなっていましたがそのままの形です。
    皆さん感動の連続でした。

    参加者の声

    • 興味があっても普段経験できないことを経験でき満足しています。
    • 地域の方の講師の方も気持ちよく接していただきました。
    • 自宅の庭などで簡単にできる竹炭づくりかと思って参加したがそれは難しいということが体験してみて良く解った。
    • たくさんの竹炭の事、知識が得られて参加して良かった。
    • 50年前に私が幼かった頃、父が炭を焼いていたのを思い出し、懐かしい思い出と、今もまだ焼いておられる方がいることにうれしく思いました。