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あしあと

    こんな講座ありました(田原まち創り講座~灯りのオブジェ~)

    • 更新日:2018年4月8日
    • ID:7949

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    田原まち創り講座~灯りのオブジェ<田原公民館:2017年7月20日(木)~8月10日(木)全2回>

    誰もが住みたくなる、住んで良かった地域づくりをめざす。

    それが、田原まち創り講座の理念です。

    盆踊りの継承、方言の調査と続き、2016(平成28)年度からは「灯りのオブジェ」と題し、夏に開催される納涼盆踊り大会の盆燈会に展示する巨大なスタードームづくりに取り組んでいます。

    地域の才ある方々に呼びかけ、郷土愛を育み、竹のドームを祭りのシンボルにするため開催しました。

    竹の切り出しと加工から仮組みへ 7月20日(木)

    今年も結集した田原のレジェンドたち(あまりにも能力の高い器用な方ばかりなのでそう呼んでいます)は、大野町の十輪寺へ移動し、竹林へ入ります。

    竹用のノコギリ、チェーンソーなど、それぞれの道具を手に作業に掛かります。

    直径20センチメートルを超える太い竹は簡単には倒れてくれません。

    経験と知識が作業を助けます。

    講師紹介

    急な坂道を下り、竹を切り出します。
    竹は手による運搬です。

    講師紹介
    カット
    採寸とカラーポイントを打つ
    借り組みの様子

    採寸して、ポイントを取ります。
    実際の大きさに組んでみると、設計図よりも大きく感じます。

    現場での組み立てと本番の様子 8月10日(木)

    講師紹介

    盆踊り会場へ竹を持って移動します。
    竹と竹の接続は結束バンドと針金のみ。
    今回は大小2つのドームを重ねて組んでみました。

    受付の様子

    レジェンドたちと記念撮影☆
    ドームの大きさを人と比べてみてください。
    本当に巨大な球体です!

    ろうそくとLEDのコントラストがきれいです

    いよいよ点灯の時間です。
    幻想的な空間が広がります。

    七色に光ります

    照らし出すのは、色をリモコンで変化させることのできる、LEDライト。

    本堂と境内

    星の形になっているのがわかりますか?
    竹の向こうに星空が見えます。

    釣り鐘堂

    皆さん、不思議な空間に吸い寄せられるように集まってきます。
    今回は作成者の名前も公開しました。

    ミニドームも一緒に
    打ち上げ花火

    祭りの最後には、大きな打ち上げ花火が文字通りフィナーレに花を添えます。
    人口千数百人の小さな町が希望の光に包まれる夜です。
    輝きを放つのは地元の皆さんの力。
    本当に頼もしく思います。

    参加者の声とまとめ

    • 昨年よりも大きく立派なものができた。
    • 来年はもっと大きく、ギネスに挑戦してみたい。
    • 竹はいくらでも手に入る。田原だからできるスタードームだったんじゃないか。


    田原にいくらでもある竹を使って、皆さんで力を合わせて何かを作れないか。

    そんなことがきっかけでスタートした、「竹のスタードーム」づくり。

    田原やま里博物館のメンバーを中心にどなたでも参加できる行事になってきました。

    途中、荷台から竹が転がったり、クレーンを使わないと竹が立たなかったりと想定外の出来事もありました。

    でも、さすがは人生のいろいろな経験者。

    壁にぶつかるたびにアイデアを出し、皆さんが個人の意見に耳を傾けます。

    そうして出来上がった巨大ドーム。

    照らし出す大きな光はいつまでも田原の夜を彩っていました。

    田原地区の盆踊りといえばスタードームと言われるようになるにはまだまだかもしれません。

    次回も多くの人に呼びかけて絆をつなげていきたいものです。