こんな講座ありました(サロンコンサート~相撲甚句 十一月場所~)
- 更新日:2019年4月5日
- ID:9294
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サロンコンサート~相撲甚句 十一月場所~<生涯学習センター:2018年11月18日(日)>
サロンコンサートは、生涯学習センターにある「交流サロン」を有効活用するために、奈良市内の24の公民館(生涯学習センター・公民館)で活動されている自主グループや地域の教育団体の活動発表の場として提供するものです。
また、自主グループの日ごろの学習成果を市民の皆さんに披露し、音楽を通した交流の機会となるように開催しています。
今回は、西部公民館で活動されている「平城山相撲甚句会」の皆さんが、「~相撲甚句 十一月場所~」と題し開催しました。
相撲甚句とは、大相撲文化のひとつで、力士によって歌い継がれた伝統文化のひとつです。
哀調のある独特の節回しが魅力です。
生涯学習センターの交流サロンには、大相撲の場所が始まる1週間前から額に入れた今場所の番付表が飾られています。
コンサートが始まる前に、番付表を見ながらグループの代表者と観客の方がお話しされていました。
拡大鏡をご持参される熱心さです。
コンサートでは、相撲甚句の一連の流れをお話しされ、前唄・後唄・本唄「古都奈良名所」、そして囃子唄を謡いました。
その後、今場所(九州場所)の番付表を見ながら、稀勢の里の休場や、大鵬の孫の納谷のことなどをお話しされました。
力士は一般教養で相撲甚句を必ず習い、もっぱら謡うのは下の力士だそうです。
調べてみると、勢関が名手だとか…。
「九州名所」や「博多名所」などを謡った後、「東京名所」が謡われました。
この「東京名所」は、相撲甚句のなかでも一番短いものだそうです。
ミニ相撲甚句教室も開催されました。
甚句教室では、観客の皆さんと「花づくし」を謡いました。
初めて会場に来られた観客の方が前に出て、甚句会の皆さんに負けないくらいの大きな声で謡われました。
ミニ甚句教室の後、甚句会の女性の方が謡われました。
そして、場所では最後に謡われる「当地興行」と続きました。
このサロンコンサートでも、最後に謡われるのが定番になっています。
歌詞を「再びサロンコンサートに参ります~♪」と替えて謡われる部分は、毎回盛り上がります。
アンケートには……
この他にも、違う曲も聞きたいなどの感想もありました。
「こんなコンサートをもっとしてほしい」「もっと回数を多く開催してほしい」というお声が多数寄せられています。
奈良市の公民館で活動されている自主グループや教育団体の皆さんからのサロンコンサートのお申込みをお待ちしています。
お問合せ
生涯学習センター
住所: 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地
電話: 0742-26-8811
ファックス: 0742-26-8813
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