こんな講座ありました(月ヶ瀬で奥入瀬気分)
- 更新日:2019年2月20日
- ID:9307
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月ヶ瀬で奥入瀬気分<月ヶ瀬公民館:2018年11月18日(日)>
この講座は、古い文献(明治の観光案内冊子)に残る観光道に新しい視点を加えて、秋の月ヶ瀬を知ってもらうことで、観光や地域の活性化に寄与できればと開催しました。
梅の時期にはない秋の野趣を多くの市民に味わってもらうことで、月ヶ瀬の見どころを発見するハイキングになりました。
講座の様子
紅葉の月ヶ瀬湖(ダム湖)から月ヶ瀬の「奥入瀬」、月ヶ瀬の地名の元になった月の瀬集落の裏山から双見山を巡り、芭蕉の碑「春もやや けしきととのう 月と梅」に至るコースをハイキングします。
ハイキングする道沿いに何ヶ所か、このような容器に入った草花が置いてあるそうです。
容器の中には、そっくりさんを入れてあります。
例えば、この草花は、ベゴニアとシュウカイドウです。
似てますね。
探しながら行きましょう。
講師に道沿いの草木の名前を教えていただきながら歩いていきました。
参加者の中には普段から歩き慣れている方もおり、名前を知っておられる方が多かったです。
さて、ここが入り口です。
涼感あふれる風景を求めて、月ヶ瀬の奥入瀬渓流へ。
渓流沿いの遊歩道にはマムシグサの真っ赤な実が有り、ネズミモチの薄紫の実もありました。
澄んだ水の流れが目の前に迫り、ザーッと言う水音に包まれました。
ナラの木やモミジの木などの大木が頭上を覆い、生き生きと茂った葉で空気が清々しく感じられます。
大きな朴の木の葉が落ち積もる所をガサガサと歩いて行きます。
川は、広く静かな流れから激しい急流まで、さまざまに姿を変えて目を楽しませます。
木漏れ日が揺れる道を進むと、素敵な橋のかかっている所がありました。
空に響くのはピーチピルルル…と野鳥の声。
鳥のさえずりがこれほど美しいものかと、改めて気づきました。
昼食会場で、はい、そっくりさん登場です。
わかりますか?
へびいちごとワイルドベリーです。
似てるでしょ。
そっくりさん。
昼食の後、小春日和の暖かな日差しの中、月の瀬の集落を歩いて双見山の頂きまで行きます。
展望台からの眺めです。
例年は11月中旬に紅葉が見ごろを迎えますが、暖かい日が続いたせいか、今年は少し紅葉には早かったようです。
緑多い山の中に赤い橋が際立ちます。
橋は明治から4代目。
しばらく眺めていたい気分になりました。
紅葉の盛り、また訪れたいです。
集落の入り口には、風の神(台風)を封じる祈祷された守り神が。
からすうりが木に巻き付いています。
からすうりの種は、財布に入れておくと「お金がザクザクと湧いてくる」と言われているそうです。
早速、実を持ち帰り試してみることにしました。
楽しみです♪
講師から、おみやげをいただきました。
1人ひとつです。
竹で綺麗に作ってありますね。
皆さんどのように使われるのでしょう?
館ではこんな感じにアレンジしてみました。
お正月の飾りにします。
参加者の声
- ウォーキングと歴史解説を組み合わせた講座、楽しいです。
- 良い講座をありがとうございました。
- 次回3月の梅の講座もぜひ参加したいです。
- おみやげまでいただきありがとうございました。
- 5キロ歩いたとは思えないほど楽しい講座でした。もっと歩きたかった。
- 講師の方が物知りで大変勉強になりました。
- 月ヶ瀬を新発見しました。植物のお話も面白かったです。
- 丁寧な説明とほどよいハイキングでとても楽しく参加できました。竹細工のおみやげまでもらって本当にうれしかったです。
- 自然、草木、地理、文化全てに初めて聞くことが多く大変楽しかった。
- 講師の解説、案内共、大変詳しく興味深い内容で楽しかったです。天候にも恵まれて良い1日を過ごすことができました。
お問合せ
月ヶ瀬公民館
住所: 〒630-2302 奈良市月ヶ瀬尾山2815番地
電話: 0743-92-0346
ファックス: 0743-92-0346
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