こんな講座ありました(はじめての水墨画)
- 更新日:2019年5月24日
- ID:9569
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はじめての水墨画<平城東公民館:2019年2月9日(土)~3月2日(土)全3回>
なじみの深い水墨画。
床の間や美術館で味わったり、テレビの鑑定番組で楽しんだりすることも多いと思います。
「水墨画を描いてみたいなあ。けれども、墨の濃淡、にじみ、かすれなどの技法を駆使して、実際に描くとなると・・・。」
そこで当館では、水墨画を気軽に体験できる講座を開催しました。
第1回:2月9日(土)
講師は、当館の自主グループ「爽墨会」を長きにわたって指導するとともに、水墨画展を毎年開催する実績をもつ、喜多爽淑(きたそうしゅく)さんにお願いしました。
筆の使い方など基本の解説をしていただきました。
「筆の水切り。これが大切なんですよ。」
最初の手本は、仏像から。
水墨画と書道とは違った筆づかいであることを知りました。
「本当に初心者?!表現が見事」と、喜多さんが感心していました。
最初に描いた作品をズラリと並べて、みんなで味わいました。
参加者から次々と質問される喜多さん。
気さくで笑顔が絶えません。
丁寧に親切に回答してくださいました。
第2回:2月23日(土)
講師のこれまでの作品を鑑賞してから、今日の題材に向かいました。
今日の題材は2つあります。
1つ目の題材は、「木」です。
「木は、このように描いていきます。」
喜多さんがお手本を描いてくださいます。
参加者の方も集中しています。
筆の向きを意識して・・・。
1つ目の題材を終えて、今日2つ目の題材「ナス」と「カボチャ」に取り組みます。
新しい題材を描くことで、新しい筆づかいを学ぶことができます。
「筆づかいはこのようにね。」
講師の手に導かれて描きます。
わかり易く教えていただけました。
今日の力作のひとつ。
濃淡がよく表現されています。
第3回:3月2日(土)
3回目の題材は、「草」。
「これまでにない筆づかいが必要となる」とのこと、参加者は繰り返し練習します。
講師の筆づかいをみんなで見ながら学びます。
みんな集中して手本と向き合います。
描いていく順序が数字で示されています。
技法を駆使して描いていきます。
水墨画の勉強は独学では難しいですね。
でも、講師の筆づかいを実際に見て、質問をしながら学ぶとわかり易いですね。
参加者の声
- 単発の水墨画やはがき絵の講座に興味があり、今回のは希望にもちょうど合い、日程もぴったりでした。先生が親身になってご指導くださり、また作風も自分の好みに合っていて、大変楽しいひとときを過ごせました。
- 指導内容、手本、準備物などが用意されていて大変ありがたかったです。
- 丁寧、親切に教えていただきありがとうございました。
- 分かりやすく、丁寧に指導していただき、ありがとうございました。
- 水墨画の描き方を知ることができて、楽しかったです。
- 実際に描いてみると非常に難しかった。
- 難しいが、楽しかった。
- 普段できないことが体験できてよかった。美術館で見ているだけでは分からないことが分かった。
今回講師をしていただいた喜多さんが指導されている、自主グループの「爽墨会」は、平城東公民館で毎月第1・3土曜日の13時から16時に活動しています。
参加希望の方は活動場所に気軽にお越しください。
または当館に連絡してください。
お問合せ
平城東公民館
住所: 〒631-0806 奈良市朱雀六丁目9番地の1
電話: 0742-71-9677
ファックス: 0742-71-9677
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