こんな講座ありました(親子で作ろう!ピタゴラ装置)
[2019年12月28日]
ID:10095
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子どもも大人も関係なく、共に本気でアイディアを出し合い、協力し、助け合ってひとつの作品を作り上げる!
そんな講座を、夏休みに2週連続講座として開催しました。
この講座の目的は、ピタゴラ装置を作ることだけでなく、講座と講座の間の1週間で親子のコミュニケーションを深めてもらうことです。
講座中はみんな総立ちで作業に取り組み、時には親子間で意見の食い違いがあったり、思うようにいかないこともありましたが、子どもの考えに「なるほど!」と親が気付かされたり、大人の本気の作業に子どもが目をキラキラさせる姿は、当初の目的を超える成果となりました。
まず、手作りのピタゴラ装置をみなさんに見ていただきました。
その後、それぞれの親子で設計図作りからスタートしました。
設計図・・・といってもなかなか紙の上では作業が進みません。
実際に装置の仕掛けを作りながら考えていきます。
事前に公民館の利用者へ呼びかけて集めた空き箱やカップのほか、各参加者が持って来た材料を組み合わせながら、アイディアを出し合いました。
さて、13時30分から講座を開始し、2時間の作業時間を告げると、みなさん黙々と作業に取り掛かります。
家で作ってきた部品を組み合わせて微調整する親子、設計図をしっかりと描いて来た子、とりあえず使えそうなものを持ち込み「今から考えます!」という親子など、それぞれの姿がありました。
2時間という時間があっという間に過ぎていきます。
大人も子どもも「こんな装置を作りたい!」という思いから、「作製→失敗→調整」を繰り返しました。
みなさんが一生懸命作製している様子と完成したピタゴラ装置。
是非、動画でご覧ください。
講座の最後に、お父さん・お母さんには「感想」を話してもらい、子どもたちには「装置の工夫したポイント」を一言ずつ話してもらいました。
見ているだけでワクワクするピタゴラ装置は大好きですが、実際に自分で作る!となると、なんだかとても難しく感じてしまい、そんなことできるのかな・・・と不安な気持ちが勝ります。
「何から始めていいのかわからない・・・」「あんなおもしろい装置ができるのだろうか・・・」と、大人は考え込んでしまいます。
おそらくお父さん・お母さんも最初は、「どうしたら良いのだろう・・・」「子どもの意欲に負けて申し込んだものの、形にならないのではないか・・・」と思っていたのではないでしょうか。
そんな心の声もビックリするほど、子どもたちは集中して装置作りを楽しんでくれたように思います。
それぞれ自分たちが作った装置をみんなにも見てほしいとの声もあり、全員が装置のお披露目をして、他の親子が作った装置も楽しむことができました。
講座が終わってからも、お互いの装置を「触ってもいい?」「ここどうなってたん?」「もう1回してみてもいい?」など、子どもたちが互いの頑張りを称えあうように、存分に楽しんでいる様子でした。
やってみたい気持ちがあっても、なかなか家では手がつけられないことも、公民館でみんなとすることで、新しい発見があったり、助言がもらえたりすることもあります。
初対面の人と一緒に参加することは、一歩踏み出す気持ちが必要かと思います。
一歩踏み出したその先には、その場でしか感じられない一体感があります。
今回は10組の親子がそれぞれ作業しながらも、他の親子の装置を横目で見たり、最後はそれぞれみんなの装置を披露してもらったりと、「一緒に頑張った」20人の一体感がありました。
子どもたちにとっても、充実感と達成感いっぱいの2日間になったのではないかと思います。
また来年度も開催してほしいとの声を多数いただいております。
公民館では、今後もみなさんに楽しんでいただけるような講座を企画してまいりますので、しみんだよりやホームページをご確認いただき、お申込みお待ちしています♪