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あしあと

    こんな講座ありました(おしゃべり会in南部公民館~私・地域にとっての公民館~)

    • 更新日:2018年3月23日
    • ID:8494

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    おしゃべり会in南部公民館~私・地域にとっての公民館~<南部公民館:2018年1月23日(火)>

    市民の皆さんと公民館職員が一緒に語り合える場として、2017年7月より毎月どこかの公民館で開催しているおしゃべり会!

    第8回は、2018年1月、南部公民館において、「私・地域にとっての公民館」をテーマに開催しました。

    講座の様子

    前半は、都南地域にお住いのおふたりの方に、南部公民館との関わりや公民館での活動、南部公民館や地域についての想いなどをお話いただきました。

    最初に、南部公民館の図書ボランティアや奈良市子育てスポット事業の運営スタッフとして活動されている方にお話いただきました。
    この方は、南部公民館のさまざまな講座に参加したことがきっかけとなり、現在の活動を始めることができたこと、また講座での学びや経験がご自身の糧となり、豊かな人生を送ることができていることなどを生き生きとお話くださいました。

    お話の途中、ご自身の活動をご披露!
    絵本『あけましておめでとう』の読み聞かせをしていただき、会場がとても和やかな雰囲気に包まれました。

    続いて、帯解地区人権教育推進協議会の会長さんが、ご自身の活動を通して見えてきた地域の課題や地域づくりに対する想い、また、南部公民館が地域の中で果たしていくべき役割や公民館職員に対する期待などを熱く語ってくださいました。


    後半は、4つの班に分かれてのおしゃべり会。

    以下の3つのテーマについて、ざっくばらんに語り合っていただきました。

    ◎自己紹介、おふたりの話を聞いて感じたこと
    ◎私にとって公民館はこんなところ
    ◎今後の南部公民館はどんな公民館であってほしいか(希望や期待)

    【おふたりのお話を聞いて感じたこと】
    ・公民館が地域デビューのきっかけになったのはとても良いことだと感じた。
    ・家族で公民館を利用し、人生が変わるような体験をされたなんてすごいと思った。
    ・町おこしをよそごとのように思っていたが、これから積極的に関わっていかないといけないと感じた。
    ・災害に強いまちづくりが必要。人と人とのつながりが災害時に役に立つと思う。



    【私にとって公民館はこんなところ】
    ・生涯、学習できる場・活動できる場を与えてもらっている。
    ・人づくり・まちづくりで公民館の役割は大きいと思う。
    ・公民館が生涯学習の場、人と人との交流の場であることを知らなかった。
    ・公民館は何をするところか知っている人と知らない人がはっきり分かれていると感じる。
    ・公民館は地域の中でコミュニティを作るところ。
    ・いろいろな年齢層の人を繋ぐ場。


    【今後の南部公民館はどんな公民館であってほしいか】
    ・公民館がどのような施設であるのか、どうすれば利用できるのかなどを広報し、公民館を利用したことのない人に周知する必要がある。
    ・公民館を利用したくても利用できない人をどうしていくかが課題ではないか。
    ・公民館だけではなく、地域の課題と連動し、地域の人や資源を活用した事業を企画してほしい。
    ・大人と子どもが世代を超えて交流できる事業を企画すべき。
    ・いろいろな地域で開催している祭りをひとつにし、地域あげての南部公民館祭りとして開催できないか。

    どの班も話が大いに盛り上がりを見せる中、おしゃべり会は終了の時間となってしまいました。

    参加者の声(アンケートより)

    • 公民館のあり方・活用方法などいろいろ話し合いができて良かったです。
    • 情報を発信する機会(広報)を増やしてください。
    • 公民館を知らないいろいろな人の意見は貴重だと思いました。
    • 地域のために、市民のために、このような企画は重要だと思う。
    • いろいろな立場の参加者の皆さまのお話が聞けて楽しかったです。
    • 公民館の活性化、地域の活性化につながるきっかけの中心に公民館が必要だと感じています。このような機会を増やして南部エリアの活性化につなげていきましょう。

    講座を終えて

    今回のおしゃべり会は、自治会役員や民生委員の皆さま、地域教育協議会や地域の施設職員の方々、自主グループの皆さまなど、南部地域の活動に携わっておられるさまざまな立場の方々にご参加いただき、南部公民館についての想いを聞かせていただくことができました。

    また、日頃あまり公民館を利用されたことのない方からは、「情報発信・広報活動が不足している」、「もっと職員が地域に出向いて話をすることが必要だと思う」など、貴重なご意見をいただきました。

    さまざまな世代の皆さまにもっと南部公民館を利用していただけるよう、「公民館」について情報発信すること、また、公民館が拠点となり、人と人、人と地域を繋いでいくことが、私たち職員に期待されていると感じました。