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あしあと

    こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・都祁 ―野菜作りと陵燈会―)

    • 更新日:2017年11月29日
    • ID:7741

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    プチ田舎暮らし・都祁 ―野菜作りと陵燈会―<都祁公民館:5月21日(日)~11月4日(土)全5回>

    2017年も、アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」が始まりました。

    自然に恵まれた地域で、食・農・技を体験することを目的として、東部5館で実施しています。

    都祁公民館では、1年を通して農作物を栽培し、できた作物を使って料理をし、収穫の喜びを味わう体験的な内容が特徴です。

    以下が予定です。

    5月21日(日) 玉ねぎの収穫と冬瓜の苗植え

    6月4日(日) サツマイモの畝作り、苗植えと、南瓜の苗植え

    8月19日(土) 南瓜・冬瓜の収穫と陵燈会見学

    10月21(土) さつまいもの収穫と収穫野菜を使った料理

    11月4日(土) 玉ねぎの苗植え

    第1回:5月21日(日)玉ねぎの収穫と冬瓜の苗植え

    今回は、玉ねぎの収穫と畑づくり。

    さらに、南瓜・冬瓜を植え付けて、都祁産の野菜を使って料理を作るという盛り沢山の内容です。

    都祁福祉センターに集合しました。

    午前中は2班に分かれて行動開始です。

    1班は、畑の準備をする班。

    もう1班は、料理をする班です。

    畑の準備をする班の様子

    こちらは南瓜と冬瓜の植え付けの準備をする班の様子です。

    南瓜・冬瓜の畑づくりをする道具の準備ができています。
    こちらの道具を使って、植え付けをする畑を整備します。

    鍬を手に、手分けして南瓜を植える畑を耕します。

    こちらのグループは、冬瓜を植える場所を作ります。
    まずマルチを敷き、マルチトンボで押さえます。
    さらにテープをたすき掛けにします。
    テープを張るのは、マルチが風で飛ばないようにするためです。

    手前側が冬瓜の作業。
    後ろ側は南瓜の作業です。
    一番手前には、午後に植える南瓜と冬瓜の苗が置いてあります。

    料理をする班の様子

    都祁産の野菜を使った料理をする班です。

    都祁福祉センターの厨房をお借りし、料理が始まりました。

    講師は、奈良県立野外活動センターふるさと指導員の宮部千佳子さんです。

    育てた玉ねぎと都祁産の野菜を使って昼食を作ります。
    こちらは食器の準備をしています。

    だんだん完成してまいりました。

    ハイ!こちらが完成した料理!!
    都祁産の野菜を使った色鮮やかなお弁当です。
    美味しそうでしょ。

    休憩の様子

    午後に向けて休憩&食事タイムです。

    みんなで美味しくいただきました。
    これから午後の作業が待っております。

    宮部先生が余った食材を参加者に分けてくださいました。
    しかし、その前に、どの土産を持って帰れるか・・・じゃんけんバトルが待っています。
    「じゃんけんポーン!」
    「あいこでしょ!!」
    「あいこで・・・」
    和気あいあいと楽しみました。

    南瓜・冬瓜の植え付け

    午後は、講師から冬瓜の植え方の説明を聞きながら植え付け作業を行います。

    午前中に植え付け準備が完了している畑です。
    丁寧に準備された畑は、とても綺麗ですね。

    皆さん手分けして、10本の冬瓜を植えました。
    これからが楽しみです。

    こちらは南瓜。

    講師が、肥料の袋と竹の棒を準備してくださいました。
    これを植え付けた南瓜にかぶせます。
    なんでも、害虫を寄せ付けないようにするためだそうです。

    昨年から育ててきた玉ねぎを収穫します。

    う~ん。
    今年の玉ねぎは肥料不足と収穫が早かったせいでしょうか?
    小ぶりでした。
    残念です。

    玉ねぎをトラックに積んで、道具も片づけます。
    撤収です。

    玉ねぎは都祁福祉センターに持ち帰って、皆さんで分けました。
    残念ながら小さめの玉ねぎでしたが、原因を考え、今年の栽培に生かしましょう。

    6月1日(木)の畑の様子

    6月4日(日)のサツマイモ苗の植え付け前の準備をしました。

    テープの張ってあるところに、当日、サツマイモを植える畝を作るつもりです。

    5月21日(日)に植え付けた南瓜を見てみました。
    虫よけの袋の中、いっぱいに大きくなっていました。
    これは当日、皆さんと一緒に袋を外します。

    冬瓜も、1カ月でこんなに大きくなりました。

    第2回:6月4日(日)サツマイモの畝作り、苗植えと、南瓜の苗植え

    2週間ぶりです。
    皆さんで畝を作ります。
    ここにマルチをかけてサツマイモの苗を植えていきます。

    植え付けが終わりました。
    もう一度、たっぷりと水をあげます。
    この後、1週間ほど水やりを毎日行うことになります。

    サツマイモの苗を植えた後、南瓜にかぶせていた虫よけの袋も取り外しました。
    これから都祁の夏が始まります。

    6月27日(火)畑の作業と南瓜・冬瓜・サツマイモの様子

    南瓜・冬瓜を植えてからおよそ1か月がたちました。
    南瓜もグングン生長しました!が・・・雑草もグングン生長してきます。
    これから、草刈りです。
    実は、この草の下に南瓜ができているのです・・・。

    南瓜の周りの草を刈りました。
    サッパリしたでしょ?
    さて、南瓜はどれくらい成長しているのでしょうか。

    じゃ~ん。
    大きさはピンポン玉くらいでした。
    頑張って大きくなってもらいたいものです。

    こちらは冬瓜。
    こんなに大きくなっています。

    近づいてみてみると・・・。
    まだ、2~3センチくらいでしょうか。
    可愛い実がなってきています。
    楽しみですね。

    6月4日(日)に植え付けたサツマイモは、こんなに大きくなりました。

    7月27日(木)畑の様子

    酷暑です。

    畑の草は、刈っても刈ってもすぐに伸びてきます。

    今の時期、雨が降ると草の成長はものすごく早くなります。

    雑草との戦いです。
    シートをかけて予防はしていますが、少しの隙間から太陽の光が入れば、即、雑草が生えてきます。

    雑草はたくさん生えてくるのですが、肝心の南瓜は何故かできが悪いです。
    昨年の5分の1ほどです。
    少し不安です。

    でも、不思議なことに冬瓜のほうはたくさんできているようです。

    第3回:8月19日(土)南瓜・冬瓜の収穫と陵燈会見学

    今回は南瓜・冬瓜の収穫の日です。

    南瓜は7月27日(木)の不安が的中して不作でした。

    でも、冬瓜は大変よくできました。

    不思議ですね。

    草だらけの畑に入り、南瓜・冬瓜の収穫です。
    冬瓜は、サツマイモのつるの上まで伸びていました。

    草の中から、南瓜か冬瓜、どちらかが発見できます。
    まるで宝探しです。

    冬瓜は草の中からたくさん出てきます。
    ゴロゴロと。

    冬瓜は大したもので、畑のキンモクセイやサルスベリの木の上などいろいろな場所で実をつけていました。
    参加者の中には、「冬瓜がツルに成るのを見るのが初めて」と言われる方もいました。

    およそ70個を収穫しました。

    南瓜と冬瓜の収穫の後は、みんなでサツマイモ畑の雑草を取りました。

    収穫した南瓜・冬瓜は福祉センター駐車場に持ち帰り、みんなで分けました。
    この後、福祉センターのお風呂で汗を流し、陵燈会に参加しました。

    今後の野菜の生長をお楽しみに!

    次はサツマイモです。

    第4回:10月21(土)さつまいもの収穫と収穫野菜を使った料理

    今回は、台風の影響で11月11日(土)に延期になりました。

    残念ですが天候には勝てませんね。

    国土交通省の各種データ・資料、過去の天気図より。
    2017年10月21日(土)の台風21号

    第5回:11月4日(土)玉ねぎの苗植え

    この日は少し風が強い日でしたが、200本の玉ねぎ苗を植え付けることができました。

    11月11日(土)に収穫する予定のサツマイモが顔をのぞかせている(左側の葉っぱが黒くなっている)のがわかりますか。
    この原因は、霜です。
    霜で葉っぱが枯れて黒くなってしまったのです。
    都祁の里では11月の上旬に寒い日があり、霜が降りたのです。
    おかげでサツマイモの収穫は少し遅れ気味です。

    さて、玉ねぎの苗植えを行います。
    耕運機で畑を耕した後にマルチを敷いていきます。

    マルチをマルチトンボとテープで押さえていきます。
    もう、慣れた作業になってきました。

    玉ねぎの苗を並べていきます。
    植えるところには肥料をおきます。

    肥料と土を混ぜていきます。
    これで下準備は、ほぼ完了です。
    あとは、玉ねぎを植えていくだけです。

    人差し指の第1関節くらいまでの深さで玉ねぎを植えていきます。

    植え付けが終了しました。
    収穫が楽しみです。

    作業を終えて、ねぎをわけているところです。
    このねぎは種からポットに蒔きました。
    これで自宅に持ち帰って育てることができます。

    次回は順延した、さつまいもの収穫と収穫野菜を使った料理です。

    第4回(延期分):11月11日(土)さつまいもの収穫と収穫野菜を使った料理

    台風の影響で延期になった第4回「さつまいもの収穫と収穫野菜を使った料理」を行いました。

    前日から雨。

    当日の朝もパラパラと雨が降っていました。

    小雨の中、早速、畑に向かいます。
    見てください。
    サツマイモの葉が霜にあたり真っ黒です。
    でも、軸はまだ緑色です。
    さて、肝心のサツマイモの根(実)は大丈夫でしょうか。

    畑の端のほうからサツマイモのつるを切り取る作業を始めました。
    このころには雨が上がりホッとしました。
    でも、地面は雨でドロドロの最悪な状態でした。
    それもまた田舎暮らしの一面です。

    つるを切り終えました。
    春に敷いたマルチも見えてきました。
    これで、午前の部は終了です。
    残りは午後からです。
    昼食は「収穫野菜を使った料理」です。
    さて、どんな昼食が待っているのでしょう。

    サツマイモのつる切りをしている間、福祉センターの厨房では・・・。
    昼食を準備中です!
    これは、てんぷらを揚げているところですね。

    完成した昼食です。
    これは、2人前です。
    美味しそうでしょ。

    そして、デザートは都祁産のミカンです。
    里芋、こんにゃくを煮たものもあります。
    おかわり自由です!
    最近では都祁も暖かくなり、ミカンの栽培ができるようになりました。

    ご飯は、白米、黒米入りご飯、大根菜とゴマ入りご飯の3種類です。
    さらに、具だくさんの味噌汁。
    お茶は、ほうじ茶だけでなく、ハーブティーもありました。

    今日の料理をコーディネートしてくださった宮部さんです。
    都祁産の野菜や今日の献立について、説明してくださいました。

    みんなで楽しく会話しながらいただきました。
    やはりメインは野菜作りの話になったようです。

    昼食も終わって、午後の部が始まりました。
    サツマイモの収穫です。

    畑をよく見ると・・・ところどころにモグラの穴があります。
    そして、その穴を通ってネズミがサツマイモをかじっています。
    さらに、収穫が遅れたせいか、虫にかじられたサツマイモもありました。
    田舎暮らしでは当たり前ですが、なかなか珍しい光景のようで、参加された皆さんはじっくり観察されていました。

    今年は10月に雨が多かったからか、サツマイモは水分を含んでいそうです。
    ちなみに、収穫量は「まあまあ」でした。

    福祉センターに戻って、駐車場で楽しく和気あいあいとサツマイモを分け合いました。
    そして、来年の再会を約束されていました。

    講座中や講座を終えて参加者の声

    • 昨年、これと同じ苗を買って帰り、自分の家の菜園畑で作りました。いい苗でした。今年も買って帰ります。
    • 自然相手なので収穫にむらがあり残念な時と満足な時の差が激しいです。でも、都祁産の野菜をふんだんに使ったお昼ご飯はとてもおいしかったです。
    • 収穫物も多く、みんなと楽しくできてよかったです。
    • プチ田舎暮らしで土を触る講座が最近少なくなってきましたね。残念です。
    • 台風で日が変わったので仕事で参加できません。昼食が食べれないのがとても残念です。
    • 農作物の収穫を通じて、農業の素晴らしさを多少理解できたかな。
    • 公民館の職員さんが一生懸命頑張っているのがよくわかるので参加しています。
    • 土づくりを学びたくて参加しました。調理も楽しかったし、食材や料理の種類も勉強になりました。
    • 楽しかった。長く続けてください。
    • 天候に左右され大変ですが、いろいろな体験ができて楽しかったです。
    • 収穫はやや少なめでしたが、皆さんと楽しく作業ができ、おいしく食べました。ありがとうございました。
    • 職員の皆さんに感謝します。生来、土いじりが好きなので参加しました。家庭菜園でも生かしていますよ。今後も継続して開催してください。

    などのうれしい感想や言葉がけを頂きました。

    来年につなげていきます。