こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・都祁 ―野菜作りと陵燈会―)
- 更新日:2019年2月7日
- ID:8831
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プチ田舎暮らし・都祁 ―野菜作りと陵燈会―<都祁公民館:2018年5月20日(日)~11月10日(土)全5回>
2018年度も、アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」が始まりました。
自然に恵まれた地域で食・農・技を体験することを目的として、東部5館で実施しています。
都祁公民館の「プチ田舎暮らし」は、1年を通して農作物を栽培し、できた作物を使って料理をし、収穫の喜びを味わう体験的な内容が特徴です。
以下が予定です。
5月20日(日) 玉ねぎの収穫と冬瓜・南瓜の苗植え、季節の野菜を使った料理
6月10日(日)サツマイモの畝作りと苗植え
8月18日(土)冬瓜・南瓜の収穫と陵燈会見学
10月20日(土)サツマイモの収穫と収穫した野菜を使った料理
11月10日(土)玉ねぎの苗植え
第1回:5月20日(日)玉ねぎの収穫と冬瓜・南瓜の苗を植えと季節の野菜を使って料理
午前中は、冬瓜・南瓜の苗植えの為に畑を耕すグループと、都祁産の季節の野菜を使ったお昼ご飯を作るグループに分かれて、作業開始です。
とても良い天気でした!
畑を耕すグループの様子です。
冬瓜を植える準備をしています。
スコップで土を起こして、苗を植えるところを作っています。
直径1メートルほどの円形に掘るのですが、なかなか難しいようです。
こちらは、南瓜を植える場所を作っています。
いつもの“マルチシート”で畑を覆い、防草します。
マルチシートとは、紙やプラスチックフィルム等でできた、畑の表面を覆う黒いシートです。
南瓜は土の見えている間に植えていきます。
一方そのころ、都祁福祉センターの厨房では、都祁産の季節の野菜を使ったお昼ご飯を作るグループが準備を開始しています。
本日の昼食ができ上がりました。
今回の食材は、ふき、わらび、カラシ菜、キュウリ、破竹、ホウレンソウ、二十日大根、プチトマト、南瓜、ラディシュ、きな粉、三つ葉、そば入りそうめん、ハーブなどでした。
畑に出ていたグループも、都祁福祉センターに戻ってきました。
講師の宮部先生から今日の献立の話を伺いました。
その後、各自、セルフサービスで昼食を準備しました。
美味しい昼食も終わって、午後の部が始まりました。
講師から植え方の説明を受けて・・・さあ!いよいよ植え付け開始です。
協力して冬瓜を植えていきます。
続いて南瓜も植えていきます。
その後、たっぷりと水をかけます。
「はやく根が張るように!元気に育つように!」と気持ちを込めて。
気持ちを込めて作業をすると作物も答えてくれるような気がしますが・・・気のせいでしょうか?
南瓜は、虫などがつかないようにビニール袋で覆いをします。
冬瓜と南瓜を植えた後は、玉ねぎを収穫しました。
玉ねぎです。
今年は、去年よりちょっと大きくできました。
その年その年で、大きさが変わります。
面白いですね。
みんなで仲良く分けました。
これは6月初旬の様子。
畝の部分を見てください。
5月20日に植えた南瓜から、もう緑色の蔦が生えています。
2回目が楽しみです。
第2回:6月10日(日)サツマイモの畝作りと苗植え
この日は曇天で、講座の開始直前は雨が降りそうな雰囲気でした。
参加者は、いつ雨が降るかを心配しながら、サツマイモの苗を植える畝づくりをしました。
サツマイモの苗を植える前に、1回目の5月20日(日)に植えた冬瓜と南瓜の生長を確認します。
南瓜にかぶせた袋を取り外してみます。
中には成長した南瓜が!
さらに、冬瓜は花を咲かせていました。
あっという間に育ちます。
気持ちを込めて作業をした成果でしょうか?
今日の講師の浦久保さんからお話を聞きます。
サツマイモ(鳴門金時)の話、肥料のこと、植え方などを教えてもらいました。
もう1人の講師の松田さんに手ほどきをいただき、鍬をうまく使って畝を作っていきます。
でき上がった畝の上にマルチシートをかけていきます。
風で飛ばされないように青いテープで押さえて、さらにマルチトンボでとめます。
これで、苗を植える畝ができました。
マルチシートにカッターナイフで30センチメートル間隔で切り込みを入れます。
カッターで穴をあける人、植える人と手分けして、雨が降るまでに植えてしまおうと頑張っています!!
植えたサツマイモ苗は150本!
サツマイモの苗を植え終えるころ、小雨が降ってきました。
少しだけ雨にあいましたが、それほど影響なく終わりました。
午後からは雨が本降りになりました。
雨のおかげでサツマイモ苗に水をやる必要はないようです。
その後も、雨の日が続き、水やりをしなくてもサツマイモ苗は、ちゃんと定着しました。
7月の南瓜・冬瓜の様子
7月11日(水)までの南瓜と冬瓜の成長の様子です。
こちらは南瓜です。
15~20センチメートルほどの大きさのものが数個確認できました。
こちらは冬瓜です。
できてはいるのですが・・・数が少なく、大きさも小さいです。
ちなみに昨年、この場所で南瓜を作りました。
その時も、あまりとれませんでした。
なぜでしょう???
第3回: 8月18日(土)南瓜・冬瓜の収穫
この日は南瓜と冬瓜の収穫です。
先日の涼しさが残り、爽やか一歩手前の1日でした。
こちらは収穫前の畑の様子です。
こちらは元気のいい南瓜が木に登っている様子です
木の上に南瓜が生(な)っていました。
みんなで手分けして、草の中から次から次へと南瓜と冬瓜を見つけ収穫しました。
こんなに大きな南瓜ができていました。
収穫した南瓜を1か所に集めた様子です。
丸々としています。
集めた南瓜と冬瓜を前に、収穫の時期の見分け方の説明を受けました。
都祁福祉センター駐車場で、南瓜と冬瓜を仲良く分けました。
今年の収穫は、南瓜が約40個。
冬瓜が約70個でした。
参加した皆さんの笑顔がこぼれます。
第4回:10月20日(土)サツマイモの収穫と収穫した野菜を使った料理
今日は待ちに待ったサツマイモの収穫です。
朝7時頃は小雨が降っており、職員はどうなるのか心配していました。
でも、作業が始まる10時頃には雨が上がりました。
今回も、畑でサツマイモのつるを切る班、厨房で昼食の準備をする班の2班に分かれて、午前の作業をしました。
こちらはサツマイモのつる切り班の様子です。
畑はサツマイモのつるで覆われています。
ザクザクと、みんなでつるを切ります。
なかなか体力を使う作業です。
サツマイモのつるを切っていくと、黒いマルチシートが現れます。
それでは、マルチシートをめくってみます!
あ!土の中からサツマイモがチラホラと顔を出しています!
どれくらい育っているのでしょうか?
それは、午後からのお楽しみです。
一方、都祁福祉センターの厨房では、都祁産秋野菜を使った昼食づくりが担当班によって始まっています。
手際よく準備と調理にとりかかっています。
慣れたものです。
あっという間に完成しました。
それでは、挨拶もそこそこに昼食が始まりました。
サツマイモのつる切り班と合流して、みんなで食事をしています。
それでは、午後の部の開始です。
待ちに待ったサツマイモの収穫です。
今年は耕耘(こううん)機の体験も行います。
サツマイモ掘りの始まり始まり!
鍬で掘る人。
移植ゴテで掘る人。
いろいろな方法で掘っています。
みんなで頑張ったので、たくさんのイモが収穫できました。
都祁福祉センター駐車場に持ち帰り、みんなで分けました。
最後に耕耘機で畑を耕す体験をしました。
これは、前回、参加者から希望があったので実施しました。
初めて機械に触る参加者も多いようで、興味津々です!
なかなか力がいるようですよ。
みんなに見守られながら、1人ずつ交代で体験です。
それでも皆さん、1時間もするとすっかり手慣れた様子。
第5回:11月10日(土)玉ねぎの苗植え
今日で、「プチ田舎暮らし・都祁 ―野菜作りと陵燈会―」も最終回です。
今日は、畑にマルチシートをかけて整地します。
まずは、今日の段取りの説明です。
前回、耕耘した畑を整地しています。
整地した畑にマルチシートをかけます。
マルチトンボでマルチシートを押さえます。
さらにマルチシートに土をかぶせていきます。
この作業は、風でマルチシートが破れないようにするためです。
自然相手なので、しっかりキッチリしておかないと、すぐにシートがめくれ上がってしまいます。
点検をします。
玉ねぎの苗を植えます。
さらに周りに肥料をまきます。
最後に、もみ殻を苗の周りに蒔いて作業は終了です。
綺麗ですね。
講座を終えて・・・参加者の声
講座の期間中のさまざまな意見や感想を紹介します。
メールでいただいた感想
- 収穫物を持ち帰ったところ、どのように調理していいかわからず、スーパーで購入したこともなく戸惑いました。ネットで簡単な調理法を見つけ料理しました。南京は、栗のような味わいでした。冬瓜はくせのない淡白な味わいで、大変おいしくいただきました。次回サツマイモの収穫を楽しみにしています。
- サツマイモを圧力釜で茹でたところ、大変おいしかったです。
講座中の感想
- 楽しいです。野菜づくりが好きになりました。
- 継続して異なる野菜を作る実習をしたい。
- 収穫がうれしいです。新しい発見があります。
- この事業を、引き続き実施してほしいですね。
- 今回の内容で継続していただきたいですが、日程をもう少し考えてほしいです。
- 初めて自分で野菜を作り食べみたいと思いました。
- 食事のボリュームも味もおいしく大満足です。
- 距離も内容もすごくいいです。そして、楽しい体験です。
玉ねぎのその後(11月中ごろから12月初め)
植えられた玉ねぎが黄色くなっています。
何故でしょう?
これは、ネキリムシかヨトウムシという虫の仕業です。
薬で駆除できます。
残念ながら、およそ200本植えた玉ねぎのうち、4割ほどがやられてしまいました。
今回の講座に講師として来ていただいていた松田さんから、急きょ、玉ねぎ苗をいただいて植えました。
松田さんは、家で種から玉ねぎ苗を育てておられます。
今年は、多くの苗が残ったそうです。
農業は自然相手なので、さまざまな障害があります。
天候だけなく、虫や獣とも戦わないといけません。
なんとかかんとか完成しました。
ところどころに、暗い燻炭(もみ殻をいぶしたもの)が置かれた玉ねぎ苗があります。
それは、松田さんからいただいたものです。
来年度も、アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」を計画しております!
是非、お楽しみに!
お問合せ
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