こんな講座ありました(回想法体験 ~想い出語りサロン~)
- 更新日:2019年6月30日
- ID:9663
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回想法体験 ~想い出語りサロン~<都跡公民館:2019年2月8日(金)~3月22日(金)全4回>
回想法は、高齢者が昔のことを思い出し語り合うことで脳の活性化を促し、認知症の予防が期待できる、生き生きとした生活を送る支援方法として注目されています。
今回、奈良市の公民館で初めて、グループ回想法を体験する講座を開催しました。
この講座では、キリン・地域のちから応援事業「回想法ボランティア養成講座」の修了者が、回想法ボランティアとしてグループ回想法を行いました。
参加した高齢者の皆さんは、3つのグループに分かれて、テーマに合った道具を見たり手で触れたりしながら、ボランティアのリードで思い出を語り合います。
お話が弾み、皆さんの表情がどんどん明るくなっていく様子に、回想法のもつ力を感じる講座となりました。
初回は、ミニ講座で回想法とは何かを簡単に学んでから、グループ回想法を体験しました。
この日のテーマは「ふるさと」。
道具は、お櫃(ひつ)やふいごを準備しました。
ふるさとで共通の思い出と言えば、やはり当時の食べ物の話でした。
こちらのグループは、七輪と鰹節削り器で思い出を・・・。
やはり食べ物なんですね。
こちらのグループは、アルミのお弁当箱と箱型のお弁当箱で思い出話。
ふるさとの当時の食べ物の話が、芋づるのように次から次へと出てきます。
この日のテーマは「買い物」。
「子どもの時、親にお豆腐を買いに行かされたわ!お鍋とか、ボウルを持って・・・。」
「当時、ビニールの袋なんか、なかったもんなぁ~。」
当時の商品の値段表を見ながら、いろいろお話をしています。
今と変わっている物もあれば、変わっていない物もあります。
この日のテーマ「お花見」。
桜の開花には少し早かったのですが、昔の道具を見ながら、当時のお花見の楽しい思い出話に、たくさんの花が咲きました。
こちらが、当時のお花見に使った道具です。
回想法では、懐かしい道具の持つ力もとても大きいです。
参加者の声
- とても良かった。
- 初めてお会いした同士も親しく感じられてよかったです。
- コミュニケーションの場所として嬉しいです。
- 今までにない企画で大変興味があったし、本当に良い講座だったと思う。
今後の予定
2019年度も開催を予定しています。
詳細が決まり次第、このホームページまたは『しみんだより』で参加者を募集します。
お問合せ
都跡公民館
住所: 〒630-8032 奈良市五条町204番地の1
電話: 0742-34-5954
ファックス: 0742-34-5954
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