館長が語る（都跡公民館）

こんにちは。

都跡公民館の大谷華代子と申します。

この都跡の地にお世話になって、早いもので6年目を迎えました。

小学校で言うと、最高学年。

でも公民館には卒業はないので、まだまだ若輩者です。

新しい元号「令和」が始まりましたし、改めて、謙虚な気持ちで今年度も頑張っていきたいと思っています。

さて、昨年度は、都跡公民館開館30年の節目の1年でした。

ちょうど開館20年記念事業の時に結成された、都跡公民館自主グループ連絡協議会も結成10年ということで、共にめでたい年でした。

都跡公民館の魅力を語る上で欠かせないのが、この自主グループ連絡協議会です。

都跡公民館登録自主グループの99％が加盟しているこの協議会は、自主グループの垣根を越えて交流し、親睦を図ることをとても大切にしています。

都跡公民館が行う事業の多くは、この連絡協議会の役員のみなさんを中心に、私たち公民館職員と一緒に企画・実施しています。

昨年度は開館30年記念ということで、「何か心に残ることをやろう！」という熱い思いで、毎月の定例会の他、時には毎週公民館に集まり、相談や準備をしました。

おかげで、「30年記念トークイベント」「公民館まつり」「国際交流講座～インドネシアの文化～」など、どの講座もたくさんの方にお越しいただき盛況でありました。

今年度も「都跡健康体操」「de愛♪みあとサロン」「国際交流講座」「都跡ふれあい散策」等を公民館と連絡協議会との共催事業として予定している他、連絡協議会独自で「回想法」や「ニュースポーツ」の体験会を計画しています。

連絡協議会の役員さん同士のまとまりが良いのは言うまでもありませんが、公民館の利用者同士も仲良しです。

玄関先やロビーで仲良くしゃべっておられるので、同じグループの方かと思っていたら違うグループの方だったということが、よくあります。

子どもたちとの関わりにはみなさん積極的で、お菓子作りや工作の指導、館外学習時における引率など、いろいろな場面で利用者の方々が協力してくださいます。

赤ちゃんや幼児にも、声をかけたりあやしたり・・・自然とみんなが親しくお話ができる、そんな雰囲気があるのです。

それは自主グループ連絡協議会の「グループの垣根を越えて、親睦を図っていこう！」という思いが、みんなに伝わっているからだと思うのです。

これは、都跡公民館の自慢のひとつです。

昨年度のはじめ、開館30年アピールというものを掲げました。

昨年度の「館長が語る」をご覧ください。

http://manabunara.jp/contents_detail.php?frmId=8830

都跡公民館は、

「世代を超え、地域を超え、学習ジャンルの枠を超え、出会う仲間と、人生最高の思い出をつくっていく。」

こんなステキなところです。

この五条町に開館して31年目。

都跡公民館という名称が、奈良市の公民館の歴史に登場して70年目。

是非、一緒に盛り上がっていきましょう！

世代を超えて互いが認め合い、尊重し合える地域をめざして！

都跡公民館での学びと出会いが、「ふるさと都跡」につながりますように。

　めざせ！「笑顔あふれる公民館」　

　　　めざせ！「幸せ感じる公民館」　

　　　　　めざせ！「あなたのふるさと都跡」

もちろん合言葉は「人生最高の思い出をつくろう！」ですよ。

さあ！一緒に歩んでいきましょう！

みなさまのご来館を、お待ちしております。

［2019年5月］