館長が語る（生涯学習センター）

みなさん、こんにちは！生涯学習センターの中嶋です。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

わたくし事ですが、2月に足の手術のため暫くお休みをいただきました。

手術直後の2～3日は痛みとの闘いで、忙しそうにされている看護師さんを度々呼ぶのは申し訳なく、「我慢しなければ」と思っていたら、どの看護師さんも「我慢しないで、いつでも呼んでください」と、何度も声をかけてくださるのです。

家族の面会もできない状況の中、家族のように声をかけてくださることに救われ、気持ちが安らぐ思いでした。

初めての入院生活は、医療従事者の方々への感謝の気持ち、健康の有難さ、周りの方々の支え等、日頃は忘れている気持ちに気づかされる毎日でした。

復帰後久しぶりに館内で利用者の皆さまにお目にかかると、嬉しくてつい立ち話が長くなってしまいます。

労わりや励ましのお言葉をいただくと、本当に人と人との繋がり、交流の大切さを身に染みて感じます。

生涯学習は、人との繋がりを結ぶ大切な学びであると、多くの方々へ伝えたいという思いが沸きおこってきます。

今年度もさまざまな世代の方に喜んでいただけるような講座を提案していきたいと考えています。

★今年度の生涯学習センターの主催事業を一部ご紹介します。

すでに恒例となっている「古典文学講座」は、今年も春と秋に同一講座として開催します。

8月には昨年度から引き続き、「夏休みこどもまつり☆」を行いました。

毎年9月に開催しております「備えて安心！防災講座！」は、「済美地区自主防災防犯協議会」との共催事業として長らく実施してきましたが、今年度からは情報や防災知識の習得を目的に、「防災講演会」として開催させていただくことになりました。

講演会では、未曽有の災害に直面し、実際に経験された方にその時どのような行動をされたのか等、災害時に得た教訓についてお話をしていただく予定です。

10月は、生涯学習センターが4日間だけ美術館になる「第23回ふれあい作品展」。

1月には新規事業「行った気になる世界遺産（仮称）」。

この他にも「パソコン講座」「サロンコンサート」は年間を通して開催していく予定です。

今年度も生涯学習センターの講座はさまざまな内容で皆さまの期待に添えるよう運営してまいります。

どうぞご期待ください。

生涯学習センターの職員一同、笑顔で皆さまをお待ちしております。

［2022年8月］