こんな講座ありました(秋の大和の歴史地理探訪)
- 更新日:2014年11月6日
- ID:5505
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秋の大和の歴史地理探訪<登美ヶ丘公民館:2014年10月5日(日)・10月12日(日)全2回>
大和の歴史ある特定の地域について、歴史・地理、双方の視点から学習することで、地元・奈良への理解をより深めることを目的に開催しました。
講師には、奈良大学文学部地理学科 教授 土平 博先生をお招きしました。
講座は、40人の募集に対し52人のお申込みがありました。
毎年度抽選となる人気講座のため、春、秋の2回開催しています。
1回目 10月5日(日)
第1回目は、奈良市立登美ヶ丘公民館 2階 大ホールで行いました。
事前に絵図や航空写真等を用いた講義で地理や歴史を学び、そのうえで現地を訪れ、寺社や町並み、地理的な特徴などを学習。
館内の講義と館外学習の2部構成で「ひと味違う外歩き」を学習しました。
資料をもとに講義をしました。
いつも通る街・道について改めてプロジェクターを使い詳しい説明を聞くと、新発見がたくさんありました。
JR大和小泉駅→市場集落→富雄川→小泉陣屋町→小泉城跡→薙刀池・御庭池→小泉神社→慈光院→JR大和小泉駅周辺の景観について、学びました。
2回目 10月12日(日)
2回目は、現地学習です。
JR大和小泉駅周辺まで行きました。
実際に現地を訪れ、寺社や街並み、地理的な特徴などを学習しました。
この日は、10月11日宵宮と12日本宮まつりが小泉神社であり、御神輿が街中をねり歩いていました。
先生が準備してくださった地図を見ながら歩きました。
ここは八幡神宮跡地で小集落がありましたが、明治23年に大阪鉄道(現JR)の開通に伴い廃村になりました。
そのため、村の主護神として祭られていた八幡社も小泉神社に合祀されました。
今では、この場所は憩いの場になっています。
重文の本殿は、丹土塗、一間社春日造、檜皮葺です。
市指定文化財の女神像を祀っていますが、主神は素盞鳴命です。
相殿に誉田別命(応神天皇)を祀っています。
なお、山門は、明治維新後に、近くの小泉城から移築された透門形式の冠木門だそうです。
小泉大塚古墳は、古墳時代の前期の前方後円墳です。
現在は住宅地の中にあり、身近な古墳として知られています。
参加者の声
- このシリ-ズ2回目の参加です。奈良に長く住んでいますが歴史が古い事は知っていてもこんなところが?!こんなだった!?と新しい発見ができおもしろかったです。
- 知らなかった小泉の地理が、わかってよかった。
- 学習してからの歩きですから、よく理解できました。
- 広範囲に渡って説明していただいて、とても満足です。
等の感想をいただきました。
来年度も開催する予定です。
春ごろに発行される「奈良しみんだより」を確認してください。
お問合せ
登美ヶ丘公民館
住所: 〒631-0003 奈良市中登美ヶ丘三丁目4162番地の81
電話: 0742-43-7431
ファックス: 0742-43-7431
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