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あしあと

    こんな講座ありました(親子なかよし染色体験)

    • 更新日:2015年5月2日
    • ID:5606

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    親子なかよし染色体験 <田原公民館:2014年8月23日(土)>

    田原公民館では、毎年の夏休みに親子のふれあいを深めることを目的に、共同作業でもの作り体験をしています。

    今年は染色の技法を学び、お茶を染料にして、シルク素材のスカーフを親子で1枚ずつ染めました。

    染色体験を通して、色の変化を楽しみ自然や植物への興味が深まりました。

    講座の様子   

    講座の様子

    夏休みもあと少しとなった8月23日、なかよし親子5組の参加がありました。
    講師には、地元の染織家、吉屋 慧実子さんをお迎えしました。

    講座の様子

    草木染めは、植物から色素を抽出して染めていきますが、染液で染めただけでは安定しません。
    そこで、水に溶かした金属と化学反応させて、固着・発色させます。
    この工程を「媒染する」と呼び、金属の液を「媒染剤」といいます。
    今回の染色体験は、染色の前に媒染をする「先媒染」の方法で行いました。
    先ず、媒染剤のミョウバンを溶かした鍋にスカーフを入れ、20分ほど煮ます。

    講座の様子

    続いての作業は、シルクのスカーフに模様をつけるために、好きなデザインを糸で縫ったり、ビー玉を包んで輪ゴムで縛ったり、思い思いに親子で相談しながら作業を進めます。

    講座の様子

    デザイン作りの作業が終わったスカーフは、次にお茶の粉を煮詰めてこした染料に浸して、グツグツ煮ます。
    染料はまるでお抹茶のように深い緑色です。

    仕上がりの色は黄緑色になるのですが、一色では面白味がないと、先生がサプライズで藍の染料を用意してくださいました。
    お茶の染液から出したスカーフの好きな部分に、それぞれ藍色を入れました。
    この藍色がどのように出るか、ワクワク楽しみです。

    講座の様子

    最後に水洗いをして、親子の作品を並べてフェンスに広げて乾かします。
    縫った糸を抜いて、輪ゴムを解いてビー玉を取り出します。
    スカーフを広げた時の、みなさんのパッと明るくなった表情がとても印象的でした。
    ハートや花や波、素敵な模様が布の上に広がっていました。

    講座の様子

    部屋に戻って、家族ごとに作品の発表会♪
    それぞれに作品を広げて、工夫したことや感想を発表しました。

    講座の様子

    どのご家族も、大満足の出来上がりに笑顔がいっぱいでした♪
    なかよし親子が更になかよしになったようでした!!

    参加者の声

    (子ども)

    • きれいにできてうれしかったです。楽しかった。お茶の葉っぱで染められてよかった。また学校に持っていきたいです。(小5 女児)
    • すごくたのしくて、おもしろかったです。話もよくわかりました。(小3 男児)
    • 布を染めたとき青色がきれいでした。(小5 男児)

    (大人)

    • 初めての染色体験でしたがとても楽しかったです。きれいな模様と色でびっくりでした。(40歳代 女性)
    • 楽しかったです。家でも機会があればやってみたい。(40歳代 女性)