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あしあと

    こんな講座ありました(作って食べてお国を知ろう!~ネパール編~)

    • 更新日:2015年4月14日
    • ID:5762

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    作って食べてお国を知ろう!~ネパール編~<富雄南公民館:2015年2月14日(土)>

    富雄南公民館では、2013年度から、外国の文化・習慣や国民性について料理を通じて学び、交流を深めることを目的に、料理実習の講座を開催しています。

    2013年度はスペイン。

    そして2014年度はネパール!

    インド料理は日本人にも身近になってきましたが、ネパール料理というと・・・?

    ネパールはどんな国なのか、講座の中でもたくさん紹介していただきました。

    メニューは

    • 骨付きチキンカリー
    • ほうれん草・ドライ(ほうれん草のスパイス炒め)
    • アチャル(いものピクルス)
    • タルカリ(ドライ野菜カリー)

    「ダルバート」という、ネパールの国民が毎日食べている定食を作りました。

    「ダル」という豆のスープは日常食ですが、作るのに一晩かかってしまうので、今回は先生に作っていただいたものをみなさんで試食しました。

    ちなみに「バート」は“ごはん”を意味するそうです。

    講座の様子

    講師は、

    ネパール料理店「GORKHA BAZAR(ゴルカバザール)」オーナーのタパ ディワカルさんとコックのおふたりです。

    日本語(関西弁)もお上手なので、受講生の質問にも次々と答えていただきました。

    講座の様子

    料理の要!スパイスです。
    インド料理同様、スパイスが重要なポイントになります。
    標高の高いヒマラヤでしか採取できない貴重なスパイス「ジンブー」も使って調理しました。

    講座の様子

    最初に、コックさんに講師テーブルで作り方を教えていただきました。
    この間タパさんには、ネパール料理の解説やネパールの気候、普段食べているものなどをお話していただきました。

    講座の様子

    ドライ野菜カリーです。
    講座では紫のカリフラワーを使いました。
    タパさんが当日朝に橿原まで行って、新鮮なものを手に入れてきてくれたそうです。
    スーパーなどではなかなか見かけないものなので、白いカリフラワーでOKとのこと。

    講座の様子

    コックさんが、各班を回って様子を見てくださっています。
    油をちょっと多めにした方が、失敗が少ないようです。

    講座の様子

    ほうれん草のカレー。
    炒めると緑が鮮やかです。

    講座の様子

    みなさん、時間内に完成です!
    今回は、タパさんがカレー皿を人数分持ってきてくださったので、本格的な盛り付けに!
    真ん中に豆のスープ(ダル)を盛り付けるのが特徴です。

    講座の様子

    タパさんに、手で食べる方法も教えてもらいました。
    右手を使って食べます。
    3つのカレーをそれぞれ食べるのではなく、ごはんの上でスープもカレーも混ぜながら食べるそうです。
    さすがタパさん!こぼさずきれいに口の中へ・・・。

    講座の様子

    何人かの方は、「せっかくだから」と手で食べることに挑戦されていました!
    タパさんのようには、なかなかうまくいきませんが、みなさん感想を言いあいながら楽しそうに試食されていました。

    講座の様子

    食後に、タパさんからスペシャルサービスの、スパイスたっぷりの本格的なチャイをいただきました。
    タパさんいわく、カレーを食べることでお腹の中の菌が死んで、チャイ(乳製品)を摂ることで新しい菌が生まれる、と言われているのだとか。
    食後にチャイを飲むのにも、ちゃんと意味があるんだそうです。

    参加者の声

    • あまりなじみのない料理だったので、教えていただいて楽しかったです!国のことも教えていただいて勉強になりました(30代 女性)
    • 子どもを預けられたので、落ち着いて楽しむことができました(30代 女性)
    • ネパールのことを少し知ることができ、親しみがわきました(60代 女性)
    • とても楽しく、友達もできて良かったです(40代 女性)
    • ネパールの味、ネパールの生活を知って楽しい時間になりました(40代 女性)

    短い時間ではありましたが、講座を通じてネパールへの理解や興味がみなさん深まったようでした。

    タパさん、コックさん、受講生のみなさん、ありがとうございました。