こんな講座ありました(春の大和の歴史地理探訪)
- 更新日:2015年6月28日
- ID:6037
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春の大和の歴史地理探訪<登美ヶ丘公民館:2015年4月26日(日)~5月17日(日)全2回>
大和の歴史ある特定の地域について、歴史・地理、双方の視点から学習することで、地元・奈良への理解をより深めることを目的に開催しました。
講師には、奈良大学文学部地理学科 教授 土平 博先生をお招きしました。
講座は、40人の募集に対し75人のお申込みがありました。
1回目 4月26日(日)
まずは、公民館で現地学習の前の事前学習を行いました。
2015年 春のテーマは、「大和に接する南山城の風景1-山田・相楽の旧村風景を求めて-」です。
絵図や航空写真を用いて、その土地の地理や歴史を学びました。
2回目 5月17日(日)
2回目は、現地学習でした。
コースは、近鉄学研奈良登美ヶ丘駅集合→柘榴(旧柘榴村)→乾谷(旧乾谷村)→山田(旧山田村)→吐師村→相楽村→近鉄山田川駅の約8キロメートルの行程です。
実際に現地を訪れ、寺社や街並み、地理的な特徴などを学習しました。
近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から出発しました。
行程について土平先生から説明を受け、出発です。
さぁ、出発!
早速、今回の行程一番の難所です。
前日は雨が降り天気が心配でしたが、見事に五月晴れでした。
柘榴周辺の地形の説明中です。
日出神社で説明していただきました。
もともと、この神社の石は大和の国生駒郡高山村に鎮座していたそうですが、平安時代(782~806年)ごろに大洪水でこの地まで流れてきたそうです。
今ではここで祭られています。
雨乞いの儀式の時、この石を川に入れる風習があるそうです。
日出神社に祭られている石です。
この石がここに流れ着いたので「石榴」の地名がつけられたそうです。
山田川について説明を受けました。
相楽神社
相楽神社は木津町大字相楽地区の、北ノ庄・大里・曽根山の3区の産土神として祀られてきました。
参加者の声
- 先生の説明が分かりやすくよかった。
- 個人では歩けないところを案内していただき勉強になった。
- 車では、すぐの行程だが、地図を見ながら歩くと新たな発見ができた。
- 歴史だけでなく他の受講者との情報交換ができて楽しかった。
等の感想をいただきました。
秋の講座は、10月ごろ開催する予定です。
秋ごろに発行する「奈良しみんだより」を確認して、ぜひお申込ください。
お問合せ
登美ヶ丘公民館
住所: 〒631-0003 奈良市中登美ヶ丘三丁目4162番地の81
電話: 0742-43-7431
ファックス: 0742-43-7431
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