こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・月ヶ瀬―梅の実取りと梅干し作り―)
- 更新日:2015年8月9日
- ID:6117
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プチ田舎暮らし・月ヶ瀬―梅の実取りと梅干し作り―<月ヶ瀬公民館:2015年6月26日(金)>
奈良市東部地域において自然・歴史・風習・食・技などに触れて田舎暮らしを知り、農作業などの体験をすることにより、生きがいを感じ、就農へのきっかけとなることを目的として、アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」を開催しました。
今回は地元の梅を取り、評判の梅干し作り名人に作り方を教わりました。
緑豊かな月ヶ瀬の良さを知ってもらえたと思います。
講座の様子
前日までは天気が良かったのに、朝から大雨になりました。
でも、なんと!全員出席!
嬉しいです。
まずは館長から、講座の日程の説明と今年は残念ながら例年になく梅が不作だったとの説明がありました。
さらに、梅干し作り名人から、月ヶ瀬で梅産業が盛んになった過程の話と、烏梅作りの説明を聞きました。
烏梅は染物の媒染に使います。
これが烏梅です。
紅花染の媒染に使います。
(この烏梅を作っている方は日本でただ1人、月ヶ瀬にしかおられません!)
そして、これが紅花染で染めたスカーフです。
とっても綺麗なピンクです。
「今度は紅花染の講座をしてほしい」との声もありました。
では出発!
月ヶ瀬公民館を出て雨の中を500メートル程歩いて、梅畑に行きました。
着くなり、皆さんすぐに梅を取り始めました。
皆さん、雨で濡れてもおかまいなく梅を取っています。
「ポロポロ取れて大変おもしろい」とのこと。
高い所は棒を使って落とします。
「エイっ!」
バラバラバラ!!
「キャ~!!」
梅と一緒に雨粒が大量に落ちてきます。
上を向いているので顔がビショ濡れです。
月ヶ瀬公民館にある梅の木の梅も取ります。
急な斜面でも滑りません!力が入っていますからね。
皆さん必死です。
こうやって後ろから見ていると雨合羽の色が綺麗ですねぇ。
皆さんの頑張りで、約80キログラムもの梅が取れました(不作とのことなんですけどね)。
集めて並べると圧巻です。
こんなにあるとは思いませんでした。
さあ、取った梅を洗って、しばらく水に浸けて灰汁抜きをします。
この待ち時間に、お昼ご飯にします。
お昼ご飯には、地元で作られている三輪そうめんで、にゅうめんを出しました。
昼食後は、失敗しない上手な梅干しの漬け方を聞きました。
ジャムやジュースの作り方も教わりました。
昨年漬けた梅干しの試食もありました。
「すっぱい!」
見ているだけで、つばがわいて来ました。
ひとり3キログラムずつ梅を漬けました。
塩の分量を量って、梅にまぶして出来上がりです。
あとは家に帰って重石をして、水が上がって来るのを待ち、シソと焼酎を入れて、土用になれば天日干しをし、また梅酢に戻して出来上がりです。
早く食べてみたいな。
参加者の声
- 町中では出来ない体験が出来て良かった。
- 初めての梅干し作りだったが、指導が丁寧でスタッフの方が一生懸命で皆で楽しく体験できた。
- 公民館の方々の温かいおもてなしと対応が良くうれしかった。
- 送迎の車がありがたかった。
- 梅干しの漬け方、ジャム・ジュースまで丁寧に説明してもらい、自信がついた。
お問合せ
月ヶ瀬公民館
住所: 〒630-2302 奈良市月ヶ瀬尾山2815番地
電話: 0743-92-0346
ファックス: 0743-92-0346
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