こんな講座ありました(暑さに負けないカラダづくりA)
- 更新日:2017年2月1日
- ID:6897
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暑さに負けないカラダづくりA<富雄南公民館:2016年6月2日・9日(木)全2回>
2016年は「ラニーニャ現象」等により猛暑の日が続きました。
毎年、ニュースなどで熱中症で搬送された人が「〇〇人」などと話題になりますが、他人ごとではありません。
熱中症の危険は屋外での作業中だけでなく、室内、車の中など、日常のありとあらゆるところ、全ての人に関わる問題です。
今回は、熱中症について自分の予防方法を見直し、正しい知識を身につけること、また日々の運動で代謝のよい体をつくり暑さに強い体づくりをめざして開催しました。
第1回目:6月2日(木)講義とグループワーク
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奈良教育大学 教授の笠次 良爾(かさなみ りょうじ)先生を講師に迎え、熱中症についての知識と対策を学びました。
「暑さに負けないためのコツは?~スポーツ医学的に見た、熱中症予防のポイント~」というテーマでお話していただきました。
お金をかけずに日常的にできる対策方法が多く、お財布にも優しい内容でした。
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笠次先生の軽妙なトークに、みなさん引き込まれていました。
先生は、奈良マラソンの救護班チーフやトライアスロン大会の救護活動などのご経験も多数あり、いろいろな症例を見て、対策をされてきました。
水分補給・塩分補給の仕方なども、とても参考になりました。
特別に汗をかく運動をしない日であれば、塩分補給に朝の味噌汁と水分補給にお茶やお水で足りるそうです。
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グループワークでは、受講生のみなさんが日頃されている対策を出し合い、グループ分けしました。
他の人の意見を聞いて参考になるポイントもたくさんありました。
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参加された方には、先生のご協力で熱中症などの脱水症状のときに使える経口補水液のプレゼントがありました。
塩分などが多いので、日常的に飲むには向かないそうですが、家庭や職場の冷蔵庫に備えておくといいかもしれませんね。
第2回目:6月9日(木)軽運動で体力アップ
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奈良市運動習慣づくり推進員協議会の方に、家庭でできる軽運動を教えていただきました。
体力アップをすることで、代謝があがり、汗をかきやすい体になります。
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ペットボトルを使った体操なども教えていただきました。
講座を終えて・・・
講座の数日後、窓口で「笠次先生のお話がすごく面白かった。また話を聞きたい」「熱中症への不安が減った」などの声をいただきました。
「自分だけは大丈夫」という油断が命の危険をもたらします。
この講座で熱中症対策について学ぶことで、自分の命だけでなく、周りの人の命を救うきっかけになっていれば嬉しいです。
私たち職員も、公民館を利用される方に万が一のことがないように、正しい知識と対策方法を学ぶ機会となりました。
お問合せ
富雄南公民館
住所: 〒631-0052 奈良市中町501番地の3
電話: 0742-48-3066
ファックス: 0742-48-3066
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