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あしあと

    こんな講座ありました(ムジークフェストなら2016「芝山真知子と宮川バンドの万葉ジャズライブ」 )

    • 更新日:2017年4月16日
    • ID:7356

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    ムジークフェストなら2016「芝山真知子と宮川バンドの万葉ジャズライブ」 <田原公民館:2016年6月18日(土)>

    2012年から開催されている、奈良の街中が音楽であふれるイベント「ムジークフェストなら」。

    今年初めて田原地区において開催しました。

    音楽の素晴らしさを自然豊かな里山で多くの方に伝えることを目的に、大野町の十輪寺本堂で行いました。

    万葉歌をジャズのリズムにのせる万葉ジャズ♬

    ヴォーカル 芝山真知子さん、ピアノ 宮川真由美さん、ベース 藤村竜也さん、パーカッション 岡本健太さんの4人のメンバーによる素晴しいコンサートになりました。

    講座の様子

    講座の準備

    十輪寺ご住職、仏教青年会の皆さん、地域おこし協力隊や地域の有志の方々と共に、何か月も前から準備を進めてきました。
    前日は、清掃、本堂への座椅子の運びこみ、境内にはテントを張り予備席としてパイプ椅子を並べました。

    受付の様子

    当日は梅雨空を吹き飛ばすような晴天。
    開演1時間前から来場者が続々とお越しくださって、受付スタッフにも気合が入ります。
    準備していた150部のプログラムは底をつき、急いでコピーに走る一幕も・・・。

    本堂と境内

    開場するとすぐに本堂の100席は満席となり、テント下のパイプ椅子、さらには別の建物(参篭所)の座布団席にもお座りいただくような、スタッフ陣にとっては何とも嬉しい場景でした。

    ライブのスタート

    ご住職の挨拶の後、半鐘の音とともに演者の方々が本堂の回り縁を歩いて入場というライブの始まり。
    そして、この地にゆかりのある志貴皇子(春日宮天皇)の歌が本堂に流れました。
    ♪岩ばしる 垂水の上の さわらびの 
         萌え出ずる春に なりにけるかも♪
    豊かで心地よい調べが響き渡りました。

    釣り鐘堂

    中盤の「蘇州夜曲」では、曲中の歌詞
    ♪鐘が鳴ります かんざん寺♪
    に合わせるように境内の釣り鐘がつかれました。
    鐘の音も心に沁みていくようでした。

    ライブの様子

    田原がお茶どころということで「茶摘み」が選曲されているなど、演者の心遣いを感じながらのうっとりとする贅沢な時間でした。

    ふりかえり

    今回初めて田原の地でムジークフェストを開催することができ、大変嬉しく思います。

    お天気にも恵まれ、万葉ジャズの調べとお寺の本堂という贅沢で非日常的な空間が来場者の心に刻まれたと感じています。

    県内外から200人を超える多くの方にお越しいただき、お寺をより身近に感じていただき、この地の自然豊かな魅力も発信できたと思います。

    いつかまた、「ムジークフェストなら」でお会いできることを楽しみにしています。