こんな講座ありました(おしゃべり会 in 中部公民館 ~中部おしゃべりカフェ~)
- 更新日:2018年7月18日
- ID:8902
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おしゃべり会in中部公民館~中部おしゃべりカフェ~<中部公民館:2018年6月9日(土)14時30分~16時>
市民の皆さんと公民館職員が一緒に語り合う場として、2017年7月より毎月どこかの公民館で開催しているおしゃべり会!
今回は、「中部おしゃべりカフェ」と題し、6月9日(土)に中部公民館で開催しました。
第1部:パネルディスカッション
年齢や使い方がさまざまな公民館利用者5人に、パネラーとしてご参加いただきました。
質問(1)「私にとって公民館とは?」
ミニホワイトボードを使って、それぞれ発表していただきました。
外国人に日本語を教えるボランティアグループの一員であるAさん(女性)は、
「共に生きる、共に学ぶ、大切な場所」。
主催講座の受講者で、ボランティアとして講座のお手伝いもしてくださるBさん(男性)は、
「探求(究)心を広げる場所」。
主催講座から自主グループになって、活動を続けておられるCさん(女性)は、
「好きなことが見つかる場所」。
子育てスポットなど育児関係の講座によく参加してくださるDさん(女性)は、
「親子でいろいろな人と繋がれる場所」。
音楽の自主グループで公民館を利用し、さまざまな場所に慰問等で訪れるEさん(男性)は、
「好きなことができる場、リフレッシュできる場、音楽を通して人とのつながりの場」。
質問(2)「これからの公民館に期待することは?」
Aさん
「横のつながりを提供し、どんな人も受け入れてくれる公民館」
Bさん
「自主グループとつながってほしい」
Cさん
「公民館同士のつながりをもってほしい」
Dさん
「イベントを増やしたり、SNSの活用を」
Eさん
「無関心層へのアピールを積極的に!公民館が生涯楽習の場になれば」
第2部:意見交換会
休憩をはさんで第2部は、お菓子を食べながらの意見交換会。
公民館でこんなことができたらいいな・・・こんな風にしたらもっと人が来るのに・・・など、班に分かれて自由におしゃべり。
5人のパネラーさんも各班に入っていただきました。
お菓子は、自主グループ「あひるクラブ」手作りのシフォンケーキとクッキー。
こんなに素敵に作ってくださいました。
日頃から、「何かお手伝いできることがあったら言ってくださいね」と温かい声をかけてくださる、あひるクラブの皆さん。
今回はお菓子の協力だけでなく、おしゃべり会にも参加してくださいました。
【意見交換会での声】
- 児童館や図書館に比べて、公民館はクローズな感じ。インターネットはもちろんSNSの活用、新聞やテレビ等にもっと露出していくことで知ってもらう機会となるのでは。
- 自主グループの横のつながりや、多様な世代が関わりあえる場があれば。
- 公民館と子育て中の保護者がつながる仕組みがあればいい。
- 今どきの学生たちはほとんど、ブログなどで情報を得ている。奈良にもプロのブロガーさんがいるので、そのような人を使って書き込みをしてもらってはどうか?
- 若い人が少ない。人生の先輩が体験談を若者に語る講座などがあればよいのでは。
- 大型館とは言え、地域に情報が流れていないように思う。地域にもっと働きかけるべき。
- もっと多くの人が過ごせるように、ロビーの椅子の数・配置を工夫してはどうか。
- 他のグループのことがまったくわからない。グループ同士のコラボ企画や情報交換の場があるとおもしろい。
- 公民館を知らない人に対しては、公民館の認知度を上げるための広報の工夫が必要だし、公民館利用者に対しては、講座やグループの情報などをもっと発信していくべき。
- 奈良を訪れる観光客とふれあうスキルや会話教室などの企画があればおもしろい。
おしゃべり会を終えて
ロビーの有効な使い方や広報手段の工夫など、できているようでまだまだすべきことがたくさんあることに、改めて気付かされました。
また、グループ同士の繋がりを求める声が多かったのが印象的でした。
そのためには、まず職員が自主グループを知ることが大事だと感じました。
お部屋を貸す・借りるだけの関係でなく、今まで以上に、公民館と自主グループの距離が近づくよう取り組んでいきたいと思います。
今回お聞きしたさまざまな意見を職員で話し合い、できることから実行していけたらと思います。
利用者の「声」を形にできる公民館を作っていくために、これからも気軽に窓口で声をかけていただけるような雰囲気作りを心がけたいと思います。
お問合せ
中部公民館
住所: 〒630-8228 奈良市上三条町23番地の4
電話: 0742-26-6506
ファックス: 0742-26-3263
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